【SEO対策の基本とやり方】初心者でもできる検索エンジン最適化の具体的な方法

悩み中の人

SEO対策の基本とやり方を知りたいな。初心者でもできるんだろうか?

こんな疑問にお答えします。

SEO対策はまず基本が大事です。
Google公式の検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドにもあるように、まずは初心者向けSEOから理解していくべき。

しかし公式の情報量は非常に膨大です。
さらに英語での解説を理解していくのも難しいです。

ひろ

本記事ではガイド全体の中から、初心者でもすぐに取り組める具体的なSEO対策を抜粋してまとめました。

実際に記事を書く時に重要な基本です。

この世にGoogle検索結果で必ず1位になる方法は存在しませんが、適切な対策で順位を少しでも上に近づけていく事は可能です。

悩み中の人

ちなみにSEO対策=Googleの対策と考えていいのは、Googleのシェアが圧倒的だからってことだね。

YahooもGoogleの仕組みを利用中です。
そのためGoogleガイドラインの理解と攻略が、現在のSEOでは最大のカギとなります。

基本的なことからコツコツが重要です。
では早速いきましょう。

もくじ

準備編:Googleが自分のサイトを常に見つけられるようにしておこう

全てはまずインデックスから

誰でも最初はまずここからです。
まず自分のブログやサイトをGoogleに認識してもらうこと。何よりもここからです。いわゆるインデックスです。

インデックスとは検索エンジンがWebサイトを巡回し、サイト情報をデータベースに保存すること。

いかに早くGoogleに「認識」されるか。
これは既存のサイトやブログでも同じです。

新しくアップしたページや記事も、常にGoogleから素早くインデックスしてもらわないと、検索結果にすら表示されません。

ひろ

新しいページや新しい記事はなかなか巡回されずに見落とされることもよくあります。

悩み中の人

つまり自分のサイトは「常に」検索エンジンから巡回してもらう必要があるってことか。

Googleに自分の存在を知ってもらおう

これには明確な解決方法があります。
Googleにサイトを表示する方法は手動ではなく、自動でコンテンツをGoogleに送信していきます。それがサイトマップです。


サイトマップは必ず必要になります。
Googleは完全に自動化された検索エンジンだからです。

サイトの全体図を表すサイトマップを送信することで、自動的にサイトがGoogleに表示されるようになります。

サイトマップには2種類あります。
検索エンジン向けのXMLサイトマップを使いましょう。

悩み中の人

そのXMLサイトマップはどうやって作って、どこから送信すればいいのかな?

ひろ

WordPressのプラグインで作成してGoogle Search Consoleから送信します。

サイトマップが作れるプラグイン

これで簡単に作れます。
その後はGoogle Search Consoleへ登録してここからサイトマップを送信設定を1度すればOKです。

実践編:初心者でもできる具体的なSEO対策

①URL構造の改善

では次に実践編にいきましょう。
新しいページ作成や新規記事作成の前に必ず済ませておかなければならいのが、URL構造の設定ですね。

これはパーマリンクとも言います。
パーマリンクとはページや記事のURLのことです。

URL設定時の注意点

  • 短くシンプルなURLにする
  • コンテンツとURLは関連させる
  • 不必要に大文字を使わない
  • 無駄に深い階層構造にしない
  • page1などのような一般的なファイル名は使わない

まずこの辺りは必須です。
ユーザーや検索エンジンが分かりやすいURLであることが重要です。

URLからそのページのコンテンツが推測できるような、シンプルで分かりやすい形のURLが最も好ましいとされています。

ひろ

シンプルなURL構造の維持が重要だとガイドラインでも発表されています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。

上級者向けSEOより
悩み中の人

ページのURLは検索結果にも表示されるから、Googleと相性の良いURLにしておかなないとね。

シンプルで分かりやすくが大前提です。
そのURLからページ内容がすぐ推測できるくらいが良いですよ。

②h1タグとタイトル

次にh1タグとタイトルです。
タイトルとはページタイトルのことで、訪問者と検索エンジン双方に、そのページのトピックが何であるかを伝えるものです。

タイトルは最重要項目ですね。
ページタイトル=h1タグ になっているとなお良いです。

ひろ

「SEOチェキ」という無料SEOツールで、タイトルやディスクリプションやh1タグを確認してみましょう。

SEOチェキにURLを入力します。
各ページのURLはもちろん、サイトURLを入力してもOKです。現在の設定情報が簡単に確認できますよ。

SEOチェキで確認すべきこと
  1. title
    ページタイトル
  2. description
    ページの説明
  3. keywords
    ページのキーワード
  4. h1
    最も重要なタグの設定
  5. インデックス
    検索エンジンに認識されているかどうか

これは基本の基本です。
だけどdescription(ディスクリプション)やキーワードの設定ができてない人は、意外とものすごく多いんです。

トップページURLも確認しましょう。
設定漏れが必ずあるはずですよ。

悩み中の人

キーワードも必ず必要なのかな??

ひろ

現在Googleはキーワードを重要視していませんが、Bingなどその他の検索エンジンではまだ有効的です。

キーワードはお好みでOKです。
設定してもマイナスではないので、入れておきたい人は設定しておきましょう。

③タイトルとディスクリプション

現在の設定は確認できたでしょうか?
特にタイトルとディスクリプションは必須。
下記の注意点を参考に必ず設定しておきしょう。

タイトルの注意点

  • ページ内容を適切に記述する
  • 各ページ固有のタイトルにする
  • 説明的なタイトルにする

ディスクリプションの注意点

  • ページ内容を正確にまとめる
  • ページ内容からコピペしない
  • キーワードで埋め尽くさない
  • 「これはウェブページです」「花についてのページ」などの一般的な文章にしない

各ページに全て設定します。
ディスクリプションはページ内容をココピペせず「まとめ」の文章を作るような感じで設定するのが良いです。

文字数もある程度は必要です。
ディスクリプションは120文字以上を目安に設定しましょう。

短すぎるのはNGです。
分かりやすくまとめましょう。

悩み中の人

ではタイトルの文字数は何文字がいいのかな?

ひろ

タイトルの文字数はこれまで30~33文字が一般的でした。しかし現在は・・

現在はモバイル検索が主流です。
ここが以前と異なる点です。

検索結果に表示される文字数
  • PC検索の場合
    30~33文字前後まで表示される
  • スマホ検索の場合
    40文字前後まで表示される

スマホではPCより長く表示されます。
だけどPCでは途切れてしまう。
この問題の最適な解決策は・・

狙うSEOキーワードはタイトルの前半部分に含めて、どちらでも表示されるようにする。タイトルの文字総数は40文字前後まで設定、がおすすめです。

重要キーワードは前半に記述しましょう。
総数で40文字もあれば情報量もあってユーザーにも有益になります。

④コンテンツを最適化する

では次にコンテンツです。
有益なコンテンツを作成することは他のどの要因よりも重要だと、スターター ガイド上でも明記されています。

人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドより

ユーザーのニーズに答えることですね。
検索ユーザーは情報や解決策を求めています。

質の高い記事を書きましょう。
それを一言で表すと「人の役に立つ記事」だと言えます。

ひろ

Googleはさらにその情報の専門性、権威性、信頼性を重要視します。

最適化のポイント

  • 質の高いコンテンツにする
    ユーザーが求めているコンテンツを作る
  • 適切な量のコンテンツにする
    ユーザーが潜在的に知りたい情報まで提供する
  • 信頼性を確立する
    サイト運営者、コンテンツの提供者、サイトの目的を明確にする
  • 専門性・権威性を明確にする
    医療系や金融系などYMYL領域は専門家による監修を受ける
  • 無駄な広告は避ける
    関係性の低い広告は掲載しない

この辺りは確実に押さえましょう。
YMYL領域は専門家が扱うべき領域なので、個人サイトや個人ブログは最初から参入しない方が無難ですよ。

⑤モバイルフレンドリーにする

最後にモバイルフレンドリーです。
Googleは2018年3月からモバイルファーストインデックス(MFI)を導入。以降はモバイルページが評価の基準になりました。

PCサイトよりもモバイル重視へ。
ポイントはレスポンシブデザインページスピードです。

PC・スマホ・タブレットやどんな環境でも、最適化されたレイアウトで表示されるレスポンシブデザインをGoogleが推奨。

やはり利便性が高いからですね。
最近の有料ブログテーマではもうほとんどがレスポンシブデザイン対応です。

加えてもう一つ重要な要素があります。
それがサイト表示速度(ページスピード)です。

悩み中の人

レスポンシブデザイン対応でかつページスピードが速いことが求められるんだね。

スマホでページ読み込みの遅いサイトは、すぐに閉じてしまいますよね。重いサイトは、Googleからもユーザーからも嫌われます。

サイトスピードは特にこだわりましょう。
自分のサイトがモバイルフレンドリーかどうかと、サイトスピードは下記リンクから必ずチェックしておいて下さい。

3つの指標を必ずチェックしよう

3つ全てGoogleのサイトです。
中でもPageSpeed Insightsでは、現在のサイトスピードをダイレクトに表示してくれる貴重なサイトです。

ひろ

PageSpeed InsightsではPCで90点以上、モバイルでは80点以上を目指しましょう。

これくらいは欲しいところです。
スピードを上げる方法はいくつかあります。
中でも代表的な方法は下記のとおりです。

ページスピードを上げる方法
  • 画像の最適化
    使用する画像の枚数を減らすか画像を圧縮して軽量化する
  • CSS/JavaScriptの最適化
    インラインでCSSを読み込むかCSS/JavaScriptのファイルを圧縮する
  • 遅延読み込み機能を導入する
    サイトを開いた時に「まだ表示されていない部分」の読込みを遅らせる

この辺りですね。
ブログだとプラグインやテーマの設定によって対応できます。

当ブログも軽量化させています。
Twitterで軽量化の方法を紹介したところ好評いただいたので、参考にしてみて下さい。

サイト軽量化は必須です。
Googleは表示速度を評価すると宣言しているので、サイトのページスピードには常にこだわっていきましょう。

まとめ:SEO対策は基本からしっかり押さえよう

グーグルSEO対策の本質

Ggoogleには使命があります。
Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

本質はここに合致するサイトを作ること。
検索に対するGoogleの方針も確認しておきましょう。

スパムやブラックな手法は絶対にNG。
ガイドラインに沿ってコツコツ進めていきましょう!

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もくじ