

嫌な会社の飲み会、これほど非生産的な時間はありません。
本当は行きたくないけど空気的に断れなかったり、上手く断る理由がなかなか見つけられないという人は多いと思います。
本当は行きたくない飲み会に嫌々参加して、得られるものって皆無ですよね。時間とお金はしっかり失いますけど。
この記事では「嫌な飲み会を上手に断る方法」「参加しなくてもいい理由」「断っても仕事に支障はない実例」などについてまとめました。
ココがおすすめ
昔なら、嫌な飲み会に無理してでも参加することにメリットがあったかもしれません。会社にコミットしても報われない今の時代で、ムダは徹底して排除する生き方が幸せになりやすいです。
ブラック企業から転職した後、僕は付き合いのための飲み会は人生から一切排除しました。だけどなんら問題なく過ごせています。
会社内で「飲み会を断れる自分」を作れると、残業や必要以上の仕事を受けない自分も作れて、メリットだらけです。
単純にメンタルが鍛えられるだけでなく、会社の仕事もしやすくなり、自分の時間を適切に使えるようになります。
断っても、別に仕事に支障は出ません。
日常的に何でも引き受けがちの人はなかなかイメージがつかないかもですが、実際にやってみるとよく分かりますよ。
ムダを排除して幸せに生きる方法論についてまとめました。
Contents
行きたくない飲み会を断っても、仕事に支障は出ない
断ると支障が出るという思い込み
嫌な飲み会でも断れない人というのは、断ったら業務や人間関係に支障が出ると思っていることが原因だと思います。僕は実際に断ってきましたが、はっきり言って何ら支障は出ません。
飲み会に参加しないと人間関係がギクシャクするとか、業績が落ちるみたいなことが起きるなら、その組織は仕事せずに飲み会だけやっておくべきですよ。
もしくは「断ると支障が出る」という、それが自分の思い込みである可能性も結構あります。参加不参加を好きに選べるのが普通ですから。
忘年会とか送別会くらいは別としても、定期的に行われる飲み会の参加不参加くらい好きに決めれない職場ってヤバいですよ。それで仕事に支障が出るような環境なら、そんな所にいない方がマシです。
会社員なら行くのが当たり前、という強迫観念を持ちすぎてるのかもしれません。考え方を変えて、不参加に早く慣れましょう。
断れない人は「そうは言っても、ウチの職場は特殊だから」と、自分で自分に追い込みをかけている傾向があります。
飲み会を断るとか、基本的にそんな重たいことじゃないです。
飲み会を断れない人は、会社の不条理も断れない
断るって、そんな重いことじゃないです
以前の僕もそうだったのでよく分かるんですけど、それって自分側の思い込みだったんですよね。実際に不参加をしてみると、意外とあっけないことがよく分かりますよ。
会社では、普段からなんでも引き受けない方が自分のためです。「断り下手」は、会社組織だと特に損しやすくなりますよ。
ポイント
「この人は嫌なことは断る人」という印象をつけておいた方が、人生お得です。断り下手の人は、もっと視野を広げてみるといいですね。飲み会すら断れない空気の会社なんて、超異常ですよ。
ダラダラ会社に残るとか、周りより先に帰れないとか、仕事するフリで残業するとか、非合理的なことはすぐ辞めるべきです。
仕事も飲み会も、必要以上のことは引き受けない自分を作った方が、確実に幸福度が上がります。
一応、声をかけられているだけ
事前の計画なしで突発的に発生する飲み会とか特にですが、「一応、声をかける」で誘われていることも結構あります。
突発的に発生する飲み会は、もともと「飲む」ことが好きな人達。自分が参加してなくても、周りはお酒と一緒に十分楽しみます。
事前に計画された飲み会は事前に理由を見つけておき、突発的な飲み会は急だからという理由で断るだけです。何の支障もないので、気楽に不参加を伝えましょう。
むしろ飲み会って「断る人」を印象づけるチャンスですね。メンタルが慣れてくると、例え仕事が残ってても定時退社とかも普通にできるようになります。
断らない人が印象付くと、職責以上の仕事やサビ残を頼まれやすくなってしまいます。Noがちゃんと言えることも、社会人として生きる重要なスキルですよ。
飲み会に行かないでいい正当な理由と上手な断り方
上司や同僚を不快にさせない断り方
たかだか飲み会を断ったくらいで、上司や同僚が不快になり仕事がしづくらくなるなら、そんな所は早めに去るというのが僕の結論です。
とは言え、会社は好きだけど「飲み会だけ」好きじゃないという人もいますよね。そこで実際に実践して、支障が出なかった断る理由もご紹介しておきます。
最近はだんだん飲み会に行かないという選択をする人が増えているので、同じ断るにしてもより効果的になっているはずです。
周囲を不快にさせない断り例
- 先に予定が入っている突発的飲み会はこれだけでOKです。恋人とか家族とか、第三者を引き合いにして自分発の理由じゃないことをサラッと言いましょう。
- 病院に行かないといけない変に体調を心配されたり余計なお世話をされる可能性もあるので、歯医者や皮膚科くらいにしておくのが無難です。
- 習い事、スクールがある毎週金曜日の夜は習い事があるにすれば「金曜の飲み会」全て断れます。今はオンラインスクールもあるので、自宅での習い事でも全然通用しますね。
- 遠方からの来客がある
数年ぶりに会う知人が都内に来ているとか、昔お世話になった恩人が出張でこっちに来ているなど。遠方からとか数年ぶりとかのワードは有効的です。 - 親のお祝い、誕生日や記念日親の定年・退職祝いとか、銀婚式や金婚式など、親や祖父母の何らかのお祝いを理由にします。特に上司に有効です。
- 普通に断る①~⑤を織り交ぜて使っていくと断れないことはほぼなくなります。自分にも相手にも耐性ができてくるので、たまには普通に断りましょう。これがまた逆に効果的です。
この辺りの理由について、サラッと伝える感じでいいと思います。
ブラック企業とかじゃない限り、普通の会社ならこれでさらに強制されることはほぼありません。
会社では、何事も「頼まれにくい人」になるのが理想的ですね。
仮に参加しても、また淡白な関係に戻る
会社でやることは仕事でありビジネスです。参加したとしてもどうせまた淡白な関係に戻るし、むしろ戻らないといけません。
昨夜のノリや、仕事へのあの熱い話は何だったんだ?ということはよくあります。明日からの仕事に反映されることもないので、ワンナイト飲み会で消耗することほどムダなことはありません。
飲み会なんか行かず秒速で帰宅して、本でも読んでた方がよっぽど有意義です。その時間だけ自己投資すればどれだけ自分のためになることか。
まともな経営者なら、社員を早く帰られせて自宅で自己研鑽してもらった方が、よっぽど会社のためになることが分かると思うんですけどね。
飲み会も仕事も上手に断る人になろう
断るスキルは仕事に影響する
上手に断るスキルはもちろん仕事にも影響します。
たまにだけ引き受けると感謝されやすく、いつも簡単に引き受けてると感謝もされません。だから「いつも断る人」でいることが重要なのです。
もちろん仕事を全て断っていると逆にヤバいので、自分の職責以上のものは断り、毎日サラッと定時退社する人くらいが理想ですね。
毎日サラッと定時退社する人は、飲み会に参加しなくても目立たちません。だっていつも早く帰ることの方が普通なので。
ココに注意
会社では日頃からポジション取りやキャラ設定が大事ですね。自分の印象は徐々に変えることができます。いつも何でも引き受ける人が、急に何でも断りだすと印象悪くなりがちです。
嫌な飲み会に参加すると、時間とお金をしっかり失います。二次会のカラオケとかまで連れ回されると、それはそれは究極に無益な時間です。
本当はみんな早く帰りたいのに、盛り上がっているフリをしないといけないので、僕はそれを「仮面舞踏会」と呼んでいました。
会社では日頃から安定した距離感が大事です。日頃から余計なコミュニケーションは取らず、秒速で帰宅しましょう。飲み会はいくらでも避けれます。