仕事と働き方

【体験者が語る】ベンチャー企業就職のメリット・デメリットと大企業との違い

hiro
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こんにちはhiro(ヒロ)です。ベンチャー企業に就職すれば自己成長できるとは限りません。メリットデメリットを見極めましょう。

ベンチャー企業にはリスクがあります。
僕は新卒で社員数5名のベンチャー企業へ就職しましたが、数年後、結局その会社は潰れてしまいました。

確かにベンチャー企業の調子がいい時は、勢いがあります。経営者も「やり手」ともてはやされ、キラキラして見えるものです。

だけど創業10年後の企業生存率は約10%、20年後は0.3%とも言われるように、ベンチャーの現実はわりと厳しいです。

ポイント

業種により多少の差はありますが、ベンチャーの存続自体が極めて低い数字です。メリットも大きいベンチャー企業ですが、裏と表の両方の可能性を考慮しておくべきですね。

僕自身その後は一部上場企業へ転職していますが、特に新卒で就職するなら大企業の方がまだ良いと思いますよ。

「大企業 vs ベンチャー」という比較をよくされますが、どちらにもメリットデメリットがあるので、正直一概には言えません。

特に「新卒」の価値を生かせるのは、一生に一度だけです。わざわざ賭けに出なくても、転職や起業は後からいくらでもできます。

大企業 vs ベンチャーのように、互いにメリットがあるのも確かです。大企業もベンチャーも両方経験した僕が、解説します。

新卒のベンチャー企業就職はリスク覚悟で

ギャンブルと同じという覚悟を

まず言っておきたいのは、僕が就職した会社がたまたま潰れたのではないということです。運の良し悪しではなく、統計上で確率的にかなり不安定なことはもう分かっていますからね。

仮に将来起業を考えていたとしても、会社が不安定であれば成長どころじゃありません。わりとゴタゴタもありますよ。

「ベンチャー企業なら成長できる」という幻想が、ムチャな選択を後押ししがちです。確かに大企業と働き方は異なりますが、そこで必ずスキルアップできるとは限りません。

確かに働き方として自由度は高いですが、逆に言うと、色んなことがまだキチっと固まっていない事だらけです。

まずはきちんとした社会の仕組みを学ぶなら、未開発のベンチャーよりも、キチっと仕組み化された大手の方が学べます。

ルールも企業文化も出来上がってないので自由度高く働けるのは確かです。メリットデメリットが背中合わせみたいな所があります。

成長度合いということで考えれば大手でも十分成長できるので、もし新卒ならまずはお金を貯めながら安定して働く方が賢いかもですね。

ベンチャー企業に就職するメリットとは

メリット①経営者との距離が近い

ベンチャー企業で働く最大のメリットはこれですね。経営者との距離がものすごく近い。というかすぐ隣の机にいたりしますからね、これは大企業ではまず有り得ないことです。

尊敬できる経営者と出会い、学んだり盗めるものがありそうなら、ベンチャーほど身近に働ける環境は他にありません。

ポイント

もともと人数が少ないベンチャー企業で働くうえで、最も大切なのは「尊敬できる経営者と働く」こと。ここがなければベンチャーのメリットは生かせません。

自分の目指す将来の「モデル像」のようになっている人に出会い、真横で猛烈に働ければその人に近づく可能性は格段に上がります。

メリット②スピード感と自由度が圧倒的に高い

何をもって自由と言うかですが、とにかく全てが自由です。まだルールが出来ていないので、走りながら作るという感じですね。

年功序列やマニュアルなどのように決まりきったものがなく、その場で瞬間的に判断されて物事が進んでいきます。

稟議を通して上長印もらって承認もらって決裁を取って・・みたいなまどろっこしいことはまずありません。経営者がすぐ近くにいるので、即断即決でどんどん仕事が進んでいきます。

ベンチャーは特にスピード感を重視している経営者が多いですね。なのでとにかく何でも判断が早いです。

とにかく刺激的です。このスピード感と自由度はベンチャーでしか味わえない醍醐味とも言えるでしょう。

メリット③出世も経験も圧倒的に早い

ベンチャー企業は完全に実力主義の世界です。猛烈に働いて成果を出したりポジションを獲得すれば、年齢に関わらず上に行けます。

例えば当時25歳くらいだった僕も既に面接まで担当していて、若造が40過ぎの求職者に面接でやる気を問う、なんてこともあります。

ポイント

新卒で入社して20代で会社役員など、通常では考えられないスピードで出世できる可能性もあります。重要なポジションに抜擢される確率は大企業よりはるかに高いです。

会社自体がそのまま上手く波に乗っていけば、創業時から働いているメンバーが若くして上に行くのは当然ですよね。

問題は自分が経営者ではないので、自分の力でリスクをコントロールしきれないことにあります。

デメリットも当然あるベンチャー企業就職

デメリット①社会常識が身に付かない可能性も

ベンチャーではルールやマニュアルがあまりないため、自由度が高いというは確かにメリットです。ただ裏を返せば、普通の会社で行われている当たり前のことが全く行われないということにもなります。

特に新卒でベンチャーに就職すると、この会社の常識が他の会社でも常識、という錯覚を起こしてしまいがちです。

稟議書や有給申請や出張申請や残業など、ベンチャーでは普通の会社で取り扱う書類や申請などほぼ存在しません。実は何も知らずに働いていた、なんてことも起こり得ます。

僕はベンチャーを退職して一般的な企業に転職した時、こんなにも会社の仕組みに違いがあるものかと驚かされました。

仕事ばかりで他の世界を知らなさすぎたことに気付けましたが、外に出た時に恥をかく可能性も覚悟しておきましょう。

デメリット②超激務なのに薄給の可能性もある

ベンチャー企業はとにかく忙しいです。仕事仕事ばかりで、長時間労働は当たり前で「残業」という概念すら無かったりします。

残業代って何ですかそれ?はベンチャーだと普通にあることです。成果主義なだけに、労働時間と給料は比例しません。

ポイント

成長市場で勝負する成長企業にタイミング良く就職できれば、若くして高給取りの可能性大ですが、その真逆も全然あります。サビ残ボーナス無しもわりと普通です。

従業員100人以下の会社なら、会社の命運は9割以上が経営者1人の才覚で決まるので、ここは経営者次第ということですね。

デメリット③経営者の営業力だけの可能性

従業員100人以下の会社なら特にですが、社長のワンマンで会社が成り立っていることが多いです。そしてその会社の本質は「社長の営業力」のみだったりします。

ワンマン経営者の営業力でほぼ会社が成り立っている場合、力に振り回されるだけでスキルアップどころじゃない可能性が高いです。

経営者の営業力でほぼ成り立っているような会社は、その社長が社内で圧倒的な力を持っています。個性やキャラが強すぎて、あまり参考にならず何も吸収できなかったりします。

営業力がめちゃ強いベンチャーの経営者はオンリーワンすぎて、自分の中に取り込みようがないんですよね。

スキルアップしやすいベンチャーと、巻き込まれるだけのベンチャーとあるので。自分がスキルアップできなければ意味なしです。

ベンチャー企業就職は慎重なくらいでいい

激務の会社に突っ込むのは待とう

大企業でもベンチャーでも、どちらにしても「経営者のために働く」という本質は変わりません。なのでもし今検討しているベンチャー企業が激務なことが分かっていれば、慎重に判断した方が良いですよ。

ほぼベンチャーでは激務なことが多いので、よっぽど吸収できるものが大きいとかでなければ、慎重になった方が賢明です。

リスクを承知で突っ込むのもその人の人生ですが、消耗で終わる可能性も秘めているということは忘れないで下さい。

ポイント

Googleが新規株公開を行った時、創業時から働いていた従業員が大金持ちになりました。急成長する自社株を購入していたからです。こんな神リターンが見込めそうなら、激務でも頑張る価値アリですね。

神のようなリターンがある会社が、実際に存在するのがベンチャーの魅力です。働きつつ、将来性を見極めるとかでもいいかもです。

とにかく変化が激しいので、柔軟に対応することが苦でない人はベンチャー向きだと言えるでしょう。

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hiro(ヒロ)
ブラック企業社畜→ボロボロの社会人生活→ 脱サラ→ 自分の時間を好きに過ごす生き方へ。WordPressやSEO、在宅ワークについて研究するブログを書いてます。 >>詳しいプロフィールはこちら
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