この症状はもしかしてシャドウバン!?確認する方法や対策について知りたいな。
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いた人
Twitterにはシャドウバンがあります。
ひっそりとBANされるシャドウバンは、Twitter運用において大きな妨げとなるので、その確認と対策方法はかなり重要です。
本記事でTwitterシャドウバンの確認と対策法についてまとめました。
Twitterのシャドウバンとはどんな状態のこと?
一時的なペナルティ状態
シャドウバンはいわゆるBANとは異なります。
垢BANとは完全なるアカウントの凍結状態のことを指すので、そのアカウントを使うことがまったくできない状態のことです。
BANとは異なりTwitterの操作自体はできるものの、アカウントの表示や行動が一部制限されている状態のことを指します。
あくまで一時的ではありますが・・
それでもシャドウバンで行動が制限されるとかなり不都合ですし、しかもいつ解除されるかなどの通知も一切ありません。
シャドウバンとは?
運営側が望ましくないアカウントに対して、その行動を一時的に制限するペナルティのこと。通知もされずに該当ユーザーやその投稿が公の目に触れにくい状態になる。
BANよりは軽いペナルティですね。
しかしシャドウバンになる時も解除された時も、公式からその通知は一切届かないのが厄介です。
こんな症状が出たらシャドウバンかも
通知は一切届きません。
ユーザーには一切知らせることなく、裏でこっそり制限されるからシャドウバンなんですね。しかも自分で気付きにくかったりします。
Twitterを使いつつ、自分で感覚的に自覚していかないと誰も教えてくれないんです。具体的な症状としては下記の4つが代表的な症状です。
シャドウバンの症状
- アカウントが検索で表示されない
- ツイートが検索結果に表示されない
- リプライがフォロワーにしか表示されない
- リプライがフォロワーにも表示されない
Twitterの操作に慣れている人や毎日使う人などはわりと気付けると思います。だけど初心者の人などはシャドウバンされていることに全く気付かないまま、ということも珍しくありません。
シャドウバンの存在すら知らない・・
という人も普通にいますからね。
通知も解除通知もなければ、自分でどうやって確認すればいいの?
確認する方法は主に2つあるので、自分のアカウントを早速チェックしてみて下さい。
Twitterがシャドウバンかどうか確認する方法
外部サイトで確認する
確認する方法は簡単です。
方法はいくつかあるので全て試してみると確実に現在のアカウントの状態が分かりますよ。
まずは外部サイトを使う方法です。
こちらのサイトに飛んで、自分のツイッターアカウントのIDを入力すればOKです。
シャドウバンか確認できるサイト
サイトに飛んだら自分のIDを入力します。
IDはアカウント上に表示されていますよ。
@以降の文字列のみ入れます。
CHECKボタンを押してしばらくすると、以下のような表示が出てきます。
今回は全て緑色で表示されました。
このように表示されていれば、全ての項目でシャドウバンは一切かかっていないということになります。
ここでどこかの項目が赤色の文字列が表示されると、残念ながらその項目で現在シャドウバンされているということになります。
シャドウバンの種類と重さ
項目を順番に解説しますね。
表示されるのは上から4項目で、この4種類が具体的シャドウバンの内容になります。
シャドウバン | 検索 | リプライ | 重症度 |
---|---|---|---|
SearchSuggestion Ban | △ | ○ | 軽め |
Search Ban | ✕ | ○ | 重い |
Ghost Ban | ○ | ✕ | 重い |
Reply Deboosting | ○ | △ | 軽め |
検索に対するシャドウバンとリプに対するシャドウバンがあり、症状の重さも異なります。中でもゴーストバンは重く代表的なシャドウバンです。
①Search Suggestion Ban
→検索候補BAN
ハッシュタグを含むツイート検索機能で、検索結果から対象のアカウントのツイートが表示されなくなります。ただし、制限にかかったユーザー自身と、「センシティブな内容を含むツイート」を表示する設定にしているユーザーからは通常どおり検索できます。「話題」タブだけではなく「最新」タブからも排除されます。検索結果以外には影響はありません。
②Search Ban
→サーチBAN
クオリティーフィルターのオンオフに関わらず、ツイートが検索結果に表示されなくなります。
③Ghost Ban
→ゴーストBAN
リプライの一覧にツイートが表示されなくなります。スレッドBANとも呼ばれます。
④Reply Deboosting
→リプライデブースティング
リプライが「返信をさらに表示」を押さないと表示されないようになります。
全部嫌なバンだね・・。本当にこの症状が出ているか自分で確かめることはできないの?
検索は自分で出来ますが、リプについては第三者から見てもらうしかないですね。
検索とリプを実際に確認
シャドウバンの症状は分かりましたね。
この症状が本当に自分のアカウントに出てるのか確認するには、自分で検索するか、第3者に見てもらうかしかありません。
検索は簡単ですね。
実際に検索窓で検索してみましょう。
from:ツイッターIDで検索すると、話題のツイート、最新、アカウント、画像、動画の項目で、通常はそれぞれに表示されます。
しかし検索に関するシャドウバンになっている時は、ここでの検索が制限されてしまうことになります。
そしてリプに関しては自分では分かりません。
フォロー・フォロワー外の第3者に見てもらうしかありません。
どうしても症状を自分の目で見たい人は、サブ垢で確認すると良いですよ。せっくのリプが表示されてない事が確認できます。
①〜④のシャドウバンは単体だけではなく複数の症状が同時に発生することもあるので、外部サイトでこまめに確認しおくといいと思います。
シャドウバンを解除する方法3選
①Twitterを放置する
最も有効なのは「放置」です。
シャドウバンはアカウントBANよりも全然軽いので、何もせずしばらく放置しておくことで自然と解除されることがあります。
最初の目安は24〜48時間です。
この期間でさらっと解除されることもあります。
48時間経って確認してもまだシャドウバンが取れてない時は、長くて1週間も放置しておけばたいていの場合は解除されます。
②興味関心データの削除
これはサブ的な役割ですね。
あくまでも①の放置が1番なのですが、補助的な効果として興味関心データを削除しておくのも有効性があると言われています。
- 設定とプライバシー
↓ - プライバシーと安全
↓ - 表示するコンテンツ
↓ - 興味関心(削除する)
重複項目や全く興味の無い項目を外しておけばOKです。
③Twitterサポートへ報告する
それでも解除されない場合はサポートです。
2〜3日から長くても1週間も完全放置すればほぼ大丈夫なはずですが、それでも不可の場合はヘルプセンターから連絡してみましょう。
問題の詳細に「アカウントが検索に表示されない」「リプやツイートが表示されない」と記載して送れば、数日で回答が届きます。
シャドウバンになってしまう原因とは?
Twitter社は健全な運営を維持したい
そもそもシャドウバンが生まれた理由は、ツイッター社がTwitterの健全な運営を維持するためだと言われています。運営側が問題のある会話を特定し、健康的な会話を推進するためにシャドウバンが生まれたようです。
私たちはTwitterを利用して、一般の人々の会話の全体的な健康、開放性、礼儀正しさを高め、進歩に対して公に説明責任を負わせることに取り組んでいます。
ジャック・ドーシーのツイートより
健全性の向上に努めているんですね。
Twitterのブログからも健康的な会話の提供についての記述が確認ができます。
つまり健全ではない会話や建設的ではないアカウントの運用をしてしまうと、ツイッター社からシャドウバンを食らう可能性が高くなるとうことです。
では具体的に見ていきますね。
健全ではない運用に要注意です。
シャドウバンされやすくなる要因
- 攻撃的な会話をする
他のユーザー、特に公式アカウントに対して、攻撃的、戦闘的、対立的、または侮辱的な言葉を使用してツイートやリプをする。 - 同じツイートを繰り返す
同一またはほぼ同一の言葉を使用して、他の複数のアカウントに短期間で返信する。 - 同一の画像を繰り返す
同一またはほぼ同一の画像を使用して、他のアカウントに短期間で返信する。 - コピペや自動化
同一またはほぼ同一の返信を他の複数のアカウントに短時間でコピペする。 - 信頼度が低いアカウント
フォロワーがまだ少ないアカウントはシャドウバンの影響を受ける可能性が高く、数回の攻撃的なツイートでシャドウバンになりやすい。 - 新しいアカウント
開設後 1年未満のアカウントはシャドウバンになりやすい。
他のアカウントとのやり取り、そして自分のアカウントの運用の方法、この2つが不健康だとシャドウバンされやすくなってしまいます。
また、まだアカウントが新しくフォロワーが少ない状態で無理をするとペナルティをもらいやすくなるということですね。
シャドウバンにならないための対策3選
①アカウントの信頼度を上げる
アカウントの信頼度とは?
と言えば、最も分かりやすいのがやはり「長期間の運用とフォロワーの獲得」です。フォロワーもやはり多いに越したことはありません。
特に開設1年未満のアカウントや500フォロワー以下のアカウントはまだ信頼性が低いため、シャドウバンになりやすいとされています。
特に開設初期は要注意ですね。
無難な行動に徹していれば問題はないでしょう。
②大量のいいねやRTを繰り返さない
Twitter社が嫌うのが大量と繰り返しです。
同じツイートの繰り返し、同じ画像使用の繰り返し、コピペによる繰り返しが大量に続くと不審なアカウントにに見られがちになります。
「大量、乱用、繰り返し」
これらは運用期間が長くてもできるだけ辞めておきましょう。
いいねやリツイートも連続して大量に繰り返していると、不審なアカウントと認識されやすくなるので要注意です。
③同じハッシュタグを乱用しない
ハッシュタグも同じです。
「大量、乱用、繰り返し」が続くとアカウントの信頼性に関わらず、やはりシャドウバンされやすくなってしまいます。
僕もツイートする時は毎回必ず複数のハッシュタグを固定使用していた時期がありましたが、この時期が1番シャドウバンされていましいた。
多用していたのが原因です。
ツイートを伸ばしたいからつい使っていましたが、同じハッシュタグを乱用するとやはりスパムっぽくなってしまうんでしょうね。
「大量、乱用、繰り返し」にならないよう、適度な使用であれば問題ないと思います。
シャドウバンの確認と対策:まとめ
Twitterリミットも参考に
Twitterにはリミットがあります。
システムの信頼維持や負担軽減のため、アカウントの操作に関して一定の制限が定められているので、公式のリミットを確認しておきましょう。
ダイレクトメッセージ(1日): 1日に送れるメッセージは1,000件です。
ツイート: 1日あたり2,400件が上限です。1日あたりのツイート数のリミットは、さらに30分単位のリミットに分けられています。リツイートもツイートとしてカウントされます。
アカウントの登録メールアドレスの変更: 1時間に4回までとなっています。
フォロー(1日): システムの仕様として定められたフォロー数のリミットは1日あたり400件です。これはあくまでも仕様上のリミットであり、これに加えて過剰なフォロー行為を禁止するルールが存在することにご注意ください。
フォロー(アカウントベース): 1つのアカウントでフォローしているアカウント数が5,000件に達した後、さらにフォローを試みた場合、そのアカウントに応じた特定の比率で制限されます。
現在のTwitterリミットより
シャドウバンは確かに厄介です。
しかし解除方法も明確ですし、日頃から自分が健全な運用を心がけていれば頻繁にシャドウバンになることもないでしょう。
アカウントの表示や検索が制限されると運用としてはかなり不利ですので、本記事で紹介した内容をぜひ参考にしてみて下さいね。