テーマ導入でAFFINGER6とSWELLで迷ってます。両者の具体的な違いと、結局はどちらを使うべきなのか知りたいです。
こんな疑問にお答えします。
本記事では実際にAFFINGERを3年、SWELLを2年以上使用している僕が、両テーマの違いについて解説していきます。
AFFINGERとSWELLでそれぞれ200記事以上書いてきた僕が、最新かつ最終結論をお伝えしますね。
この記事を書いた人
ではいきなりですが、結論です。
AFFINGERとSWELLの2つのテーマで迷うなら、今は間違いなくAFFINGER6を選ぶべきであると断言します。
AFFINGER5までならSWELL優勢でしたが、6になってからは完全にAFFINGERが逆転しました。
正直、AFFINGER5までならSWELLでした。
僕がSWELLを導入したのも、AFFINGER5がなかなか新しいブロックエディタに対応しなかったからです。
だけど2022年8月10日以降のAFFINGER6はブロックエディタ機能がより強化され、ブロックエディタ完全対応テーマであるSWELLと変わらない使い心地を実現しています。
AFFINGERでここまでブロックエディタが使いやすくなれば、どのテーマよりも収益力で勝るAFFINGERをもはや使わない理由がないです。
今、AFFINGERを選ばない理由がありません。
両テーマにはその他にも比較すべき事項がありますので、このあたりを含めて本記事で詳しく解説していきます。
AFFINGER6とSWELLを各項目で徹底比較
テーマの価格と主要10項目でそれぞれ比較
下記の主要10項目で比較しました。
AFFINGERとSWELLどちらも素晴らしいテーマですが、両者でそれぞれ200記事以上書いてきた経験から出た評点は以下のとおりです。
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
価格(税込) | 14,800円 | 17,600円 |
使いやすさ | 4 | 5 |
デザイン性 | 4 | 4 |
カスタマイズ性 | 5 | 3 |
機能の充実度 | 4 | 4 |
SEOの強さ | 5 | 4 |
収益性 | 5 | 3 |
ページスピード | 4 | 5 |
利用者数 | 5 | 3 |
問題解決のしやすさ | 5 | 4 |
ブロックエディタ対応 | 4 | 5 |
総合 | 45点 | 40点 |
両テーマの価格差について
価格はAFFINGERの方が若干安いですね。
SWELLもこの機能性からすれば決して高い金額ではないのですが、他の有名テーマの中で比較すると少し高い設定になりますよ。
価格だけで言えばAFFINGERの方がお買い得ですが、SWELLもその金額分だけの価値があることは確かです。
各テーマの価格一覧
テーマ名 | 価格(税込み) |
---|---|
STORK19 | ¥11,000 |
JIN | ¥14,800 |
SANGO | ¥14,800 |
AFFINGER | ¥14,800 |
THE THOR | ¥16,280 |
SWELL | ¥17,600 |
賢威 | ¥24,800 |
有料テーマの相場は約15,000円前後。
両テーマの価格差はありますが、これくらいの金額差ならそこまで気にするほどではないかなと思います。
AFFINGER6とSWELL比較10項目
①使いやすさ
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 4() | 5() |
まず最初はテーマの操作性の比較です。
AFFINGER6とSWELLの操作性で言うと、これに関してはSWELLの方に軍配が上がると言えるでしょう。
SWELLは初心者でも扱いやすいです。
SWELL=シンプル高機能テーマだからです。
テーマ自体が使いやすいというのもありますが、SWELL自体に設定する項目があまり無い、という方が正確かもしれません。
逆にAFFINGERは操作が難しいと言われがちですが、正直全然大したことはないです。
ブログのテーマは長く使っていくものです。SWELLでもAFFINGERでも使っていくうちにすぐに慣れますよ。
②デザイン性
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 4() | 4() |
次はテーマのデザイン性です。
デザインはどちらも素晴らしいですが、人によって好みが分かれる所だと思うのでここは両テーマ同率としました。
両テーマともにデザインパターンが用意されているので、自分のブログに既存パターン導入も簡単に行うことができます。
SWELLのデザイン例
AFFINGERのデザイン例
甲乙付け難いデザイン性ですよね。
僕個人的にはAFFINGERのデザイン性は感動レベルで好きだなと感じています。
SWELLはどちらかと言うと女性人気が高い傾向にあります。シンプルで洗練された印象が好評のようですね。
③カスタマイズ性
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 5() | 3() |
カスタマイズ性ならAFFINGERです。
AFFINGERには「AFFINGER管理」SWELLには「SWELL設定」というテーマ自体の機能を設定する場所があります。
SWELLはシンプルさや気軽さが売りなので、機能設定の項目がそもそも少なく、簡単な設定のみとなっています。
ただ正直、自分が本当に作りたいブログを作っていくにはAFFINGERくらいのカスタマイズ性が無いと難しいと思います。
SWELL設定の例
- 高速化設定
- カラーパレット設定
- ふきだしの背景色設定
AFFINGER管理の例
- サイトの幅設定(1px単位)
- フォントサイズ(1px単位)
- フォントの種類(自由設定)
- PCヘッダーの高さ
- スマホヘッダーの高さ
- おすすめ記事の表示設定
- 新着記事の表示設定
- 動画背景の詳細設定
- 投稿・固定記事の詳細設定
- SEO関連の詳細設定
- Google連携に関する設定
- 会話アイコン設定
ここはAFFINGERの圧勝です。
カスタマイズ性に関してはAFFINGERは圧倒的な自由度があって、SWELLに限らず他のどのテーよりも優れていると言えますよ。
ブログを長く運営すればするほど、やりたい事が増えてきます。長い目で見るとやはりAFFINGERの持つメリットは大きいです。
詳細に設定できるのがとても嬉しいです。
SWELLはカスタマイズで徐々にかゆい所に手が届かなくなってきた感じでした。
④機能の充実度
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 4() | 4() |
次にテーマの機能性についてです。
ここで言う機能性とは「機能の充実度」ですね。ここは少し判断基準が難しい所ですが、どちらも大差はないというのが適切だと思います。
WordPressブログはそもそもプラグインで機能を拡張できるのが特徴なので、別プラグインを使うのは普通のことですからね。
テーマ機能の例
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
ピックアップ記事 | ◎ | ◎ |
記事スライドショー | ◎ | ◎ |
ランキング機能 | ◎ | ◎ |
会話ふきだし | ◎ | ◎ |
アコーディオン機能 | ◎ | ◎ |
CVボタン | ◎ | ◎ |
ブログカード | ○ | ◎ |
カスタマイズ機能 | ◎ | ○ |
広告タグ管理 | 要プラグイン | ◎ |
ABテスト | 要プラグイン | ◎ |
目次機能 | 要プラグイン | ◎ |
高速化設定機能 | 要プラグイン | ◎ |
機能は上記のような感じです。
SWELLの方が最初から実装されている機能の種類は多いですね。
実装されている種類はSWELLが上です。ただその機能の中身まで見るとAFFINGERの方が充実しています。よってここは引き分けとなりました。
⑤SEOの強さ
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 5() | 4() |
次にSEOの強さについてです。
AFFINGERがSEOに強いというのは有名です。実際のところどうかと言うと、正直、テーマによる差というのはほとんど無いんですね。
ではなぜAFFINGERがSEOに強いという評判が多いかと言うと、その理由はやはり「実績」にあります。
SWELLは2019年に発売された比較的新しいテーマということもありますが、やはり検索で上位表示されているのはAFFINGERを使っているブログがとても多いです。
SWELLが弱いということではありません。
ただ初リリースから5年以上になるAFFINGERのブログが強すぎて、その分実績も多いことは確かですね。
⑥収益性
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 5() | 3() |
次はブログの収益性です。
ここに関してはAFFINGERが圧勝だと思います。なぜなら他のどんなテーマと比べても収益性はAFFINGERがトップだからです。
AFFINGERを使って結果を出しているブロガーを上げていくと、キリがないくらいたくさん出てきます。
大手ASPのアフィリエイト実績で、TOP3のうち2人がAFFINGERを使っているなど、実績は数限りなく多いです。
ただしSWELLでも稼げるのは稼げます。
まだあまりSWELLで実績を上げている人がそこまで多くは聞かないかなという感じですね。
僕のブログ収益も多くはAFFINGERを使っているブログから上がっています。
⑦ページスピード
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 4() | 5() |
次はページスピードです。
ページスピードとはつまりWebページが表示されるまでの速度のことを言います。速度は速ければ速いほど良いです。
SWELLは高速化に非常に優れています。
まずテーマ自体にムダがなく軽いうえに、テーマの機能として高速化設定が付いていていおり、別でプラグインを入れる必要がありません。
SWELLの高速化機能
- キャッシュ機能
- ファイルの読み込み
- 遅延読み込み機能(Lazyload)
- ページ遷移高速化
SWELLの高速化設定例
テーマ自体の機能にあるのが強いですね。
おそらくSWELL開発者の了さんも、常に軽くて速いテーマというのにかなりこだわっているのだと思います。
実際にその「ページスピード」と言うのは、どこでどうやって計測するの??
GoogleのPageSpeed Insightsというサイトを使って計測するのが一般的ですね。
SWELLではかなり高い数字を目指せます。
Googleはモバイルの速度に対する評価の方が厳しめですが、それでも90近い数字は現実的に目指せるはずです。
僕のSWELLのブログでもPC・モバイルともにかなり高い数字を実現することができています。
SWELLブログの例
なかなかの数字が出ています。
これは今まで使用してきた他のどのテーマと比較しても、SWELLのサイトスピードが歴代トップの結果でした。
⑧利用者数
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 5() | 3() |
次はテーマの利用者です。
AFFINGERはテーマの初リリース日からもう5年以上になりますので、ここは完全にAFFINGERの方が多いですね。
一方SWELLは2019年の発売から加速度的に人気を獲得していて、特にAFFINGER5がずっとクラシックエディタ推奨だったこともあり、新エディタ完全対応テーマとして売れまくりました。
それでも古参であるAFFINGERの人気は根強く、利用者数で言えばまだまだSWELLとはかなりの差があるという状態が続いています。
⑨問題解決のしやすさ
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 5() | 4() |
次は問題解決のしやすさです。
これはどのテーマにおいてもそうなのですが、使っていくうちに必ずどこかでテーマ操作の不明点が出てくるものなんです。
これは意外かもしれませんが、テーマの操作に不明点が出てきた時に、最も有効な解決手段が実は「ググる」ことになります。
ググること以上の解決策は存在しません。
ネット上には先輩ブロガーや同じテーマを使う仲間達が残した知恵が転がっています。特にAFFINGERは情報量が多いです。
利用者数が多いことの最大のメリットは、同じ悩みや問題にぶつかって解決してきた仲間達がネット上にたくさんいることです。
ググればすぐに解決できます。
その点から考えた時に、ネット上にまだ情報量が少ないSWELLはやや不利になってしまう形ですね。
SWELLにはサポートフォーラムや専用のコミュニティー(SLACK)があるのでそちらで解決できます。
そもそもSWELLでそこまで難しい疑問を感じることがほぼ無く、サポートフォーラムを使う機会自体あまり無いと思います。僕は全く利用していません。
フォーラムやコミュニティは購入者専用でクローズドな場所のため、問題解決の手軽さという点でAFFINGERが優勢と判断しました。
⑩ブロックエディタの対応
AFFINGER6 | SWELL | |
---|---|---|
評点 | 4() | 5() |
これが最後の比較項目になります。
最後はブロックエディタへの対応度です。ここは当然ブロックエディタ完全対応のSWELLに軍配が上がりますね。
SWELLは本当に優秀なテーマです。
ブロックエディタを使わせたら現存するワードプレステーマの中では間違いなく1番だと言っていいと思います。
SWELLのほうがブロックエディタで優れているのに、なぜAFFINGERでブロックエディタを使い続けるの??
確かにSWELLは完全対応のテーマです。でもブログ記事を実際に書くという実践上では、現在のSWELLほどの機能が無くても十分なんですよ。
確かにSWELLは完全対応のテーマです。
しかし実際にブロックエディタで記事を書く際には、SWELLほどのブロックエディタ機能が無くても全く問題ないんです。
SWELL独自のブロック機能
AFFINGER独自のブロック機能
SWLLには独自のブロック機能が21個もあります。さすが完全対応テーマですね。対してAFFINGERは9個になります。
SWELLで200記事以上も書いてきましたが、ぶっちゃけ21個もブロック機能を使うことはまずないです。
実際はそんなもんです。
メインで使うのは21個中の5個くらいですね。AFFINGERでも半分しか使いません。
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この辺りですね。
ブロックエディタで記事を執筆するのに必要な機能は、現在のAFFINGER6で十二分にそろっています。
記事執筆の操作性も変わりません。
それぞれ動画を見てみるとよく分かります。
ぶっちゃけ操作性はさほど変わらないです。
むしろ今では独自ブロック機能がまだ少ないAFFINGERの方が、ブロックエディタ記事の執筆が楽になっています。
また僕自身がSWELのブログよりもAFFINGER6のブログの方が質の高い記事を書けており、ブロックエディタに対する手応えを明らかに感じられています。
まだこれからブログを始める人もブロックエディタにこれから挑戦する人も、AFFINGER6のブロックエディタで全く問題なく記事執筆ができますよ。
そして何よりも当ブログはクラシックエディタを一切使っておらず、AFFINGER6のブロックエディタで全て記事執筆ができています。
正直これまでの5年のブログ歴の中で記最の質に最も満足できていて、最もに手応えを感じられています。
本当に歴代で1番使いやすいです。
AFFINGER6のブロックエディタ超お勧めなので、まだ使っていない人はぜひ試してみて下さい。
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まとめ:本気で伸ばしたいならAFFINGER6を選ぶべき
収益化ブログを目指すならAFFINGER6
僕はAFFINGER6をお勧めします。
SWELLは設定項目もシンプルで、初心者には非常に使いやすいテーマであることは間違いないんです。
だけど長く使えば使うほど、どうしても機能的に物足りなく感じてしまう時があります。CSSでのカスタマイズもしましたが、本来の機能に無いカスタマイズは強引で、どうしても無理が出てしまいます。
趣味ブログ作成ならばSWELLで全く問題ないです。練習で始めるのなら確かに入りやすいテーマです。だけど、本格的に稼ぐなら間違いなくAFFINGER6です。
ブログとテーマは一蓮托生の命運です。どうせやるなら、最初から本気で取り組むことをお勧めします。
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