ロングテールキーワードが効果的とは聞くけど実際どうやって探していけばいいんだろう??
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いた人
ブログ歴5年で執筆した記事は400本以上、これまでに様々なワードプレステーマでブログ運営してきました。
ブログのSEOはキーワードが重要です。
どんなキーワードで集客するか、どんなキーワードで検索上位を狙うかなど、ブログのアクセス数や収益にも直結します。
今回は個人ブロガーがブログ記事を書く際に最も重要なロングテールキーワードについて本記事で解説します。
ロングテール記事を理解して、収益記事につなげる集客記事をどんどん執筆していきましょう!
ロングテールキーワードの基礎知識
ロングテールキーワードとは?
まずキーワードについて理解しましょう。
キーワードとはつまり「検索ワード」のことで、Googleなどの検索エンジンでどんな言葉で検索されているかを指します。
何かを検索して情報を探す時、例えば「ニキビ」や「化粧品」「コーヒー」「格安スマホ」などのワードを入力しますよね。
ロングテールキーワードとはこういった検索数の多い1つの単語ではなく、2〜3語の複合語で、そこまで検索数が多くないキーワードのことです。
「格安スマホ 料金 実際」とか「コーヒー 通販 種類」などのような2〜3つの複合語がロングテールキーワードです。
語句を複数おりまぜたワードですね。
個人ブロガーのブログ記事ではこういったロングテールキーワードで記事を執筆して集客することが非常に重要になります。
ビッグキーワードとロングテールキーワード
ではなぜ複数語にする必要があるのか?
検索数も多くメジャーなキーワードで記事を書いて集客したほうが、アクセス数も増えて一見集客に繋がりやすそうですよね。
ここにビッグキワードとの違いがあります。
「ニキビ」だけのようないわゆる1つの単語はビッグキワードと言われ、検索数も多いですが競合もかなり多くなるんです。
ビッグキーワードの特徴
- 1つの単語
- 検索数がかなり多い
- 人気も需要も常にある
- その分競合もかなり多い
- 個人ブログの記事では検索で上位表示させるのが難しい
ロングテールキーワードの特徴
- 2〜3語の複合語
- 検索数は少なめ
- 特定のニーズがある
- 競合も少ない場合が多い
- 個人ブログの記事でも検索で上位表示が狙える
こういった違いがあります。
ビッグキーワードは確かに検索数も多くて魅力的ですが、その分ライバルも多く、個人ブログではなかなか太刀打ちができません。
ビッグキーワードの方が人気も需要もあるし、できればそっちをメインに狙っていきたいんだけど・・。
例えばGoogleで「ニキビ」と検索してみます。その検索結果を見てみるとビッグキーワードの難しさが分かりますよ。
「ニキビ」の検索結果
このような結果になります。
検索の1位から10位まで、個人ブログはや個人運営のサイトは1つもありません。全てが法人運営のサイトになっています。
企業サイトや専門家の方が記事の信頼性や権威性が必然的に高いため、ビックキワードで個人ブログが上位を勝ち取るのはかなり難しくなっています。
検索で重要視される基準
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness (権威性)
- TrustWorthiness (信頼性)
いわゆるE-E-A-Tというやつです。
個人ブログも信頼性や専門性を積み重ねることで上位を狙えなくはないですが、初心者ブロガーがいきなり勝てる領域ではないですね。
個人ブログではまずロングテールキーワードで少しずつ検索上位を獲得し、コツコツ集客を獲得していくのが定石です。
個人ブログでまず狙うべき場所
個人ブログはまず場所選びからです。
ブログやサイトを開設した始めた当初であれば特にですが、まずはロングテールキーワードの領域を狙っていきましょう。
まず狙うべき領域
場所としてはここの領域ですね。
この辺りで検索上位が取れてきたら徐々にアクセスが集まり始めてサイトの信頼性も築いていくことができますよ。
ロングテールキーワードのメリット
- 競合が少ない
- 将来はビッグワードも狙える
- 検索の意図が明確なため、集まる読者が濃く成約や収益に繋がりやすい
戦っても勝つのが難しい居場所を最初から選んでいては、あまりにも時間が掛かって効率的ではありません。
ロングテールキーワードは企業サイトが時間も予算もそこまで掛けにくいので、個人サイトが隙間を縫うように攻めることで収益を狙うことができますよ。
つまり「ニキビ」のような単一語だと厳しいので複合語を探す必要があるってことだね。
例えば「ニキビ 豆乳 治った」のような複合語を探して攻めていくことで個人サイトは勝ちやすくなるということですね、
ロングテールキーワードの探し方と選び方
無料ツールを使おう
では実際に探していきましょう。
ロングテールキーワードの重要性や有用性は前述の内容で分かると思いますが、あとは実際にそれをどう見つけていくかですよね。
実は探すのはそんなに難しくはありません。
便利な無料ツールがあるのでそこから見つけていきます。実際に僕自身もこの方法で探しているのでご紹介しますね。
キーワードを探すツール
使うのはこの2つです。
まずGoogleの『キーワードプランナー』を使って、その単語の検索数を調べます。
そもそも対象キーワードに検索数がないと需要が無いということなので、まずは世の中の需要がどれくらいあるのかをチェックします。
キーワードを実際に探す
では具体的な検索数を調べましょう。
検索数を調べるツールはいくつかありますが、Google公式の『Google広告』にあるキーワードプランナーの機能が良いですよ(※Googleアカウントが必要)
キーワードプランナーの機能
- 月間検索数
- 関連ワード
- 競合性の高さ
主にこの3つを調べます。
Googleアカウントを使ってログインしていきましょう。
- Google広告にログイン
↓ - キーワードプランナーへ
↓ - 新しいキーワードを見つけるをクリック
↓ - 検索したいキーをードを入力して月間検索数を調べる
ちなみに「キーワードプランナー」は有料と無料の2種類があり、有料版の方が詳細に出ます。無料版はザックリとした数字の表示のみですが、キーワード探しなら無料版でも問題ないですよ。
それでは今回は「ブログ 初心者」というキーワードで検証してみますね。
キーワード | 月間検索数 | 競合性 |
---|---|---|
ブログ 初心者 | 100〜1000 | 低 |
WordPress 始め方 | 1000〜1万 | 中 |
WordPress ブログ 始め方 | 1000〜1万 | 低 |
ブログとは 初心者 | 100〜1000 | 低 |
1つ検索するとキーワード候補が出ます。
今回は「ブログ 初心者」に加えて3つのキーワード候補に注目してみました。
この中で狙いやすのは競合性の低い3つのキーワードですね。競合性が低く検索数もそこそこあるので、狙い目なキーワードであることが分かると思います。
月間検索数は500〜1,000くらいもあれば十分です。最初はとにかく自分が上位に出れそうなキーワードをどんどん探していきましょう。
正直、検索数は気にしなくてOKです。
たとえ少ない検索数でも、上位表示ができれば関連キーワードからの流入も見込めるため、とにかく上位を取れるかがポイントになります。
大きいキーワードで後ろを取るより、小さいキワードでも先頭を取るほうがよっぽど重要ってこと?
まさにその通りですね。キーワード選びは「鶏口牛後」の考え方で、先頭を狙って攻めていきましょう!
関連キーワードをもっと探そう
上位表示のポイントは複合語です。
2〜3の複数組み合わせによる複合語の方がライバルが少なく、上位表示を取れる可能性が高くなります。
そこで使うのが、もう1つの無料ツールであるラッコキーワードになります。めちゃくちゃ便利なツールですよ。
ここで「ブログ」と検索してみます。
するとこれでもかと言うくらいに関連ワードをズラーッと表示してくれます。
ここでで探したキーワードをもう1度キーワードプランナーで検索し、検索数と競合の確認をしていく。この作業を繰り返せばOKです。
ラッコキーワードは一括でGoogleサジェストキーワードの取得ができるため、ロングテールキーワードが探しやすく、かなり重宝するツールですよ。
ちなみにラッコキーワードは有料プランにすると月間検索数も調べることができるので、気になる方は試してみると良いと思いますよ。
ロングテールキーワードを積み上げてブログを育てよう
ロングテールで記事を積み上げ
ここまで来たらあとは記事量産です。
ロングテールキーワードで記事を書きまくることで、将来的に狙っていきたいビッグキーワードへの後押しになりますよ。
ロングテールキーワードで記事を増やすことの意味は目先のアクセスを増やすことだけではありません。ブログそのものの専門性を高めることにも繋がります。
周囲を固めることで専門性や網羅性が高まり「ミドルキーワード」や「ビッグキーワード」の記事の上位表示を後押しすることができます。
後方から内部リンクを送ることで重要な記事を応援してあげるようなイメージです。
収益記事への導線作りにも
内部リンク構築は様々な効果があります。
SEO効果的に専門性が高まるということもありますが、単純に収益記事に向けてのアクセス誘導ということにもなります。
ロングテールキーワード記事でコツコツ集めたアクセスを収益記事へ流してあげることでブログの収益アップも見込めますよ。
アフィリエイト広告を紹介する収益記事は全体の2割、残り8割は関連記事を書いてアクセスを集めて収益記事へと誘導していく形がベストです。
※収益記事とは商品紹介や誘導に特化した記事のことで、レビュー記事やランキング記事などのことです。
こういった記事構成をしていきます。
ロングテール記事で読者に有益な情報を提供し、さらに追加情報として内部リンクで読者をメイン記事へと誘導してあげましょう。
まとめ:ニッチなロングテール記事が大きな成果へ
今回はロングテール記事についてでした。
一見ニッチなキーワードでも、濃い読者や濃いアクセスを集めやすいため収益につなげることのできる有効な対策になります。
1本1本の記事を充実させることでブログは徐々に大きく育っていきます。最初は地道な作業ですが大きな成果が後から訪れるのでコツコツ頑張っていきましょう!
-
WordPressブログの始め方と手順をたったの3ステップで解説【初心者の方でも簡単】
続きを見る