ストレスがヤバい・・。毎朝が憂鬱で会社に行きたくないんだけど、このまま仕事を続けるべきなのかな?
こんなお悩みにお答えします。
この記事を書いた人
毎朝、仕事に行きたくない・・。
ストレスで仕事に行く気がしない。こんな心のしんどさを無視して、頑張り続けるとどうなるのか?実際の経験談と共にお伝えします。
この記事では毎朝仕事に行きたくない時の対処法と、正しい考え方についてまとめました。それは逃げでも甘えでもなく「選択」です。
脱社畜に成功しました
僕自身、営業や管理職の間に猛烈なハードワーク生活が続いて、月200時間残業という人間の尊厳を失いかけるほどの社畜でした。それでも何とか抜け出せたのは、無理を辞めたからです。
嫌な仕事を無理して頑張り続けてしまうと、必ず心と身体から警告が出てきます。それでも無理に頑張ってしまうと、ロクなことはありません。
毎朝、動きたくないほどのストレスなのに、それでも無理に頑張るのは本当にお勧めしません。全てが裏目に出るし、思ってもみなかった障害を次から次へと引き寄せてしまうことになります。
そんな仕事は速攻で辞めて、そこからすぐに立ち去ることをお勧めします。
ストレスで朝から仕事に行きたくない日が続くと病みやすい
辛い努力は報われにくい
どれだけ苦しくてきつい状況でも、歯を食いしばって辛い努力で乗り切ろうとする。これって日本社会の大きな特徴で、欧米からすると考えられないことです。いわゆる精神論とか根性論ですね。
努力とは辛いものであり、辛ければ辛いほど価値があるという精神論が、根本的な間違いですね。
悪い我慢が1番よくない
望まない事に辛い努力を続けても、良い成果を出せたり成功できる可能性はとても低いです。報われたいなら、もっと自分がハマれる場所で努力すべき。
自分が「努力している」という感覚もなく、楽しめていたり夢中になれていることだと大成しやすいですね。
辛くて苦しいけど頑張っているという感覚だとそこで良い成果を出せる可能性はかなり低くなります。辛い努力って本当に報われにくいです。
仕事も人生もゲーム感覚でいい
「真面目とみじめは紙一重」というのは本当に名言で、僕もハードワーカー時代にこんな柔軟な考え方が出来ていたらなと、つくづく感じます。
仕事も人生もゲーム感覚でいい。これくらいの余裕と遊びゴコロを持って楽しまないと、人生損してしまいますよ。
僕は20代のうちにそれで大きな失敗をしてしまったし、時間の損失もたくさんしてしまいました。視野が狭くなることはマイナスでしかないですね。
ストレスで仕事に行きたくない朝が続くのは方向性が間違っているから
自分にとって何が適職かは分からない
仕事に行くのがダルいなとか、今日は休みたいなくらいの感覚であれば誰でも抱くものです。それくらいは学校とか部活がダルいていうのと変わらないので、そこまで深刻な話ではありません。
だけど毎朝仕事に行きたくない。毎朝仕事に行く気がしない。この状態がずっと続くのであれば、そもそも今の職業が自分にとって適職ではないのかもですね。
選択はどんどんするべし
例えば営業は合う人には合うし、成果もどんどん出せるけど、合わない人にはとことん合いません。逃げとか甘えじゃなくて「選択」は大いにした方がいいですよ。
世の中に仕事は腐るほどあるし、いつどれを選ぶかも全て自分の自由です。
逃げとか甘えとかよく言われるけど、それは会社にとって都合が良いか悪いかだけの話なので。職業選択の自由ですね。
いい大人達もストレスから逃げる
会社を辞めようとすると、それこそ犯罪者のような扱いをされます。人が足りないとか、根性が足りないとか、まぁ色んな言葉を言ってきますよね。
若い世代は我慢が足りないとか、特に言われやすいです。だけど逆に「いい大人達」が我慢強いかと言うと、決してそうでもありません。
いい年した大人でも、都合が悪くなるとビックリするくらい簡単に休職したり、仕事を置いて逃げ出したりします。結局自分の都合でモノを言っているだけなので、相手にする必要はありません。
いやそれで人のこといえるのかよって、猛烈にツッコミ入れたくなります。結局自分の立場のことしか考えてないんですよ。
働く会社の価値を見極めよう
例えばブラック企業のように社員が常にボロボロに疲弊している会社って、そもそも社会的な存在価値が薄いです。
そこでそれだけ頑張るほどの価値がある会社なのか?ということは、働きながら冷静に見つめておいた方がいいです。
社会人として働きだしたら、1日の大半の時間を仕事に費やすことになります。それだけ力を尽くす価値がある会社かどうか、冷静に見つめるべき。
会社に就職するって、他人が創業した会社の一員になるわけです。自分がオーナーではないので、労働と対価の交換バランスが取れてるかが重要ですよ。
じゃなきゃ仕事で働くというよりも、ただの自己犠牲になってしまいますからね。
朝からストレスを抱える仕事なんて、辞めればいい
社会にはセーフティネットが充実している
仮に仕事を辞めたとしても、公共職業訓練校もあるし、失業保険も出ます。社会には、意外にもサポート体制が整っていることに気づけます。
僕もこれまで、パソコンや資格の勉強をしながら手当をもらえる研修事業にいくつか参加してきました。人材派遣会社も、情報を多く持っているのでお勧めです。
セーフティネットはいくらでもあります。僕も実際に使いましたが、役所の労働相談窓口もかなり有効ですよ。
残業続きなら、失業保険もすぐにもらえる
もしあなたが法定時間以上の残業続きで働きづめの毎日なら、自己都合退職であっても退職後すぐに失業保険がもらえる可能性があります。
これは僕も経験済みですが、忙殺されていた仕事を辞めて少し静かに過ごしたいという時に失業保険があるかないかってかなり大きいですよね。
通常、自己都合退職だと失業保険はすぐにはもらえません。だけど、パワハラなどの法令違反があったり、一定期間以上の残業時間が続いたりすると、すぐに失業保険が支給されます。
具体的には、ハローワークの受給要件からご確認下さい。
会社がタイムカードを勝手に操作するなど、労働時間を不正にごます所もあるので、自分が働いた時間は必ず自分で記録しておきましょう。
ストレス過多の仕事を辞めても生きていける
仕事を辞める前って何かと不安もありますが、辞めたら辞めたなりに意外と生きていくことができます。僕もこれまで6~7回は転職してますが、借金とかせずにつなぎの期間も何とかなってます。
失業保険ももらえるし、それが無くなったら、簡単なバイトなど負担の少ない仕事をするのもいいですね。
今はネットで在宅ワークがいくらでもできるので、パソコンで文章を打つライター業務とかなら、自宅で誰でも稼ぐことができますからね。
Webライターなら誰でもできますし、月20万円とかも頑張れば全然可能ですよ。
毎朝のストレスを避けるため転職を前提に考えておく
会社員は「安定」ではない
既に今の時代であれば、新卒一括採用、年功序列の賃金制度、終身雇用といった古い日本の雇用制度は常識ではなくなってきています。会社員が「安定の職業」だったのはかなり前の話ですね。
逆にブラック企業も増えていますし、ホワイト企業でやりがいもある仕事に運良く巡り合えるとも限りません。自分の能力・スキルを中心軸に、転職やキャリアアップを前提として考えておいたいいです。
欧米ではガンガン転職が行われる
ちなみに世界一の経済大国アメリカでは、そもそも終身雇用という考え方がなく自分の能力・スキルが仕事の中心軸に置かれています。だから転職もバンバンするんですね。女性の場合は学歴が高くなるほど転職回数が増えます。
社会に出て初めて就く仕事を英語では「First Job」と言って、そもそも最初から転職が前提とされています。欧米では約4年に1回転職、生涯で10以上の仕事に就きます。
ゴールドマン・サックスに就職した若者でも、平均して2年半で転職するので、合わなければ彼らはどんどん辞めていきます。
会社で胃が痛くても我慢して働くのは日本人だけ。対してアメリカでは3人に1人がフリーランスの時代です。
ストレスを減らしてもっと自由に働こう
あまり無理してゴリゴリ働きすぎないという選択でいいと思います。長時間働かない、無理しすぎないということが当たり前の人達と付き合うか、コミュニティに入るなりして価値観を変えましょう。
なぜこの会社で頑張っているんだろう?という疑問がよぎる時は、そもそもの生き方や働き方、働く場所が適切かどうか冷静に見つめ直しましょう。
逃げでも甘えでもなく「選択」は大いにするべきです。
仕事なんて、この世にいくらでもありますからね。