うちの会社全く昇給しない・・。
長く働いているのに、どうして給料が上がらないんだろう?
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いた人
給料がなかなか上がらない・・。
おそらく、会社で働くほとんどの人が直面する問題だと思います。
なぜ日本人はこんなに勤勉なのに、なかなか豊かになれないのでしょうか。
大企業でさえ、昇給率はわずか2%程度。
2019年の平均昇給額は、約6千円でした。中小企業だとこれがさらに下がります。
世の中には「基本給だけ」やたら低く、その他手当をたくさん付けることで、総額が多いように見せている会社もあります。
自分の給料が「手当」で増え始めたら要注意!それは一時のまやかしにすぎません。
上がらない給料の謎
中小企業も含めると、日本全体の昇給平均額が約6,000円です。日本人は勤勉で、有休もほとんど使わず、真面目に働いていまですが・・。大企業でさえ、昇給額はわずか飲み会1回分くらいです。
基本給は特に上がりません。
昇進や昇格、諸手当、資格の取得など、付随する形で給料が上がることはあっても、最も大事な基本給が上がらないんですよね。
まあ手当でも増えれば嬉しいけどね。総額アップに変わりないけど、「基本給」ってそんなに大事なの?
めちゃめちゃ大事ですよ。会社員であれば、必ず最重要視しておかないといけないのが基本給です。
手当が多くて嬉しい!と思うのは大間違いで、実に巧妙なカラクリになっているんですよね。要注意なんです。
給料は必ず「基本給」に注目しましょう。
基本給が最も重要なその理由と、給料アップの方法について解説します。
給料が上がらない理由は「基本給」にあります
上がらない基本給と増える手当
給料明細に必ずあるのが「~手当」です。
誰が考え出したのか分かりませんが、まあこの世には、数えきれないくらいたくさんの手当てが存在していますよね。
家族手当、役職手当、住宅手当、資格手当、時間外手当などなど・・。何かしらの手当てが必ず明細に記載されているはずです。
手当は会社に都合が良い
この「~手当」ですが、会社に有利なカラクリが隠れていることをご存知でしょうか。実は会社にはかなり有利で、従業員にとってはめちゃくちゃ不利な支払われ方なんです。
額面全体を見るので、気付きにくいんです。
トータルで見てそこそこ支払われているように感じるため、ここは確かになかなか気付きにくいかもしれません。
なぜ「手当」は会社に有利か?
会社は~手当が大好き。
もちろん、それには明確な理由があります。
「~手当」は、ボーナスや残業代や退職金にも反映されないので、会社にとって有利な「見せかけの額面」なんです。
基本給は会社の負担が大きい
会社としては、できるだけ社員に給料を払いたくないわけです。そのため、負担の少ない手当が連発されています。基本給を上げると、それに付随してボーナスや残業代や退職金も増えるからです。
だから会社は手当で何とかしようとします。
でも本当は基本給から上げてもらわないと、従業員は大損なんです。
えぇ・・だから基本給は低いのか。住宅手当とか家族手当とか、これじゃまるで搾取じゃないか。
全てが搾取ではないですけどね。でも資本主義のカラクリとしては知っておいた方がよさそうですよ。
基本給が上がらないと無意味
会社って、頭良いですよね。
いかに支払い総額が少なくてすむか、考え抜いた結果が「手当」です。資本家はやはり、よく考えている。
会社員の場合、本来の労働価値は「基本給」で決まります。手当ばかりが増えてきたら、要注意です。
基本給が上がらない時、会社からもらう手当よりも、会社へ差し出す「犠牲」の方が多くなります。手当とは、労使対等のバランスが崩れはじめるサインみたいなものです。
役職手当とかもおかしいんですよ。
必ずと言っていいほど手当で支払われるのは、こういったカラクリのせいだったんです。
働いても、働かなくても給料は上がらない??
倍売り上げても上がらない給料の謎
営業経験者は、特に分かりますよね。
前月の倍売り上げても、昨対で倍にしても、給料って倍にならないです。歩合が多少増える、くらいはあるかもですが・・。
非常に残念で悲しい話ですが、僕自身も営業をやっていたのでこれは経験済みです。これが会社というものなんですよ。
会社の利益は、分配されない
非常に残念な事実として、会社では成果をいくら上げても、給料は上がりません。なぜなら日本の多くの会社では、そもそも利益を均等分配する仕組みになっていないからです。
だから倍売り上げても、給料は倍にならない。
多くは「必要経費方式」で支払われるからです。
このままだと給料は減り続ける
出展元:年収ラボ
日本人の給料はずっと右肩下がり。
サラリーマンの平均年収のピークは、消費税率が5%になった平成9年、1997年でした。
1997年はサラリーマンの平均年収467万円と、過去最高額でした。そして平成20年にリーマンショックの影響を受けてからは、令和になった今でも、回復する見込みがずっとありません。
ピーク時までの回復はもうないです。
だからこそ、これから先は、自分達でどんどん動いていかないといけません。
このままだと、給料は減り続けます。
今まさに働き方を見直す時が来ています。
日本の会社の給料は「生活給」
日本ではもともと「賃金は労働者の家族も含めた生活を賄うもの」という考え方で、給料が支払われていました。「生活給(家族給)」という考え方で、戦後とかそのくらい前の話ですね。
つまり多くの日本企業では、給料は「生活に必要なお金」しかもらえない仕組みになっているんです。会社員の給料は、生活給(家族給)だから。
稼ぎたい人には不向き
日本の会社は多くの従業員により、会社を維持・存続させることが目的です。利益が出ても分配されにくいので、たくさん稼ぎたい人には、そもそも会社員は不向きなのです。
これが日本の会社の仕組み。
互いに助け合う「相互扶助」の意味もあるので、決してこれが全て悪いとも言い切れないんですけどね。
う~ん、確かに会社は多くの従業員で「安定」を分け合っているのかも。それも分からないではないけど・・。
それにしても会社員の平均給与は右肩下がりですからね。じゃあここからどうしよう?ですよね。
上がらない給料をガッツリ上げる方法3選
社内評価よりも市場評価を上げる
自分の給料を確実に上げある方法。
それは何よりまず「市場価値を上げる」ということです。
会社が自分の代わりを準備しようと思ったら、とても高くつく状態。とか、転職市場で高い金額を提示される状態、のことですね。
これから目指すべき働き方とは
- 社内評価が低く、市場評価も低い
- 社内評価が高く、市場評価は低い
- 社内評価は低く、市場評価は高い
- 社内評価が高く、市場評価も高い
正解は③です。
もし④ができれば最高ですが、もともと相当に優秀な人であるか、もしくは超絶多忙な人になる可能性が高いですね。
最近特に③の人が増えてきました。
社内評価は無視し、自分の市場評価にフォーカスしている人が稼いでいる傾向です。
終身雇用オワコン時代に社内評価は無意味、という記事を書きました。
— ひろ@脱社畜ブログ (@hiro07blog) January 13, 2021
①社内評価が低く市場評価も低い
②社内評価が高く市場評価は低い
③社内評価が低く市場評価は高い
④社内評価が高く市場評価も高い
正解は③です????
スキルを磨こう✨#社内評価#ブログ#ブログ書けhttps://t.co/nGQLqRjaMr
副業を始めて自分で稼ぐ
もはや副業は必須じゃないですかね。
残業代も削減される世の中で、早く自宅に帰れるようになっているので、ある意味チャンスでもあります。
リモートワークも進み、通勤時間も減っています。空いた時間が増えている今、副業を始める絶好のチャンスじゃないですか。
生活力をつけよう
もし今さら副業禁止の会社とかなら、ぶっちゃけた話、会社を変えた方がいいくらいです・・。 会社では割り切って働いて定時退社。あとは自宅で副業を始めた方が、よっぽど稼げたりします。
今はどう考えても、IT系で副業ですね。
ブログやYouTubeはもちろん最適。
Webライターとかもいいですね。もう少し頑張って、エンジニア系やプログラミング系なんかも最適です。
成長業界(IT系)へ転職する
最後に、そもそもの話ですが、
今現在、成長業界で働いていますか?
もし今衰退しつつある業種・業界で働いているならば、苦しい働き方から抜け出せる可能性は、限りなく低いです。
今はどう考えても、成長業界であるテクノロジー系で働くいた方が、ガッツリ給料アップする可能性は飛躍的に高いですからね。
ITスキルは、自分を救う
給料が高く、これから伸び続けるのはIT業界です。事実として、日本のお金持ちの大半はIT企業の経営者であり、世界のトップ企業の大半はIT企業です。
しかもIT系は「副業OKの会社」が多い。
スキルアップして副業もできれば、もはや鬼に金棒じゃないですかね。
でもIT系って未経験には難しそう。
転職したとして、仕事すぐに覚えられるかな?
会社って基本的に「仕組み化」されてるじゃないですか。だからIT系って言っても、入って仕事しときゃ普通に覚えますよ。
IT系はさらに「市場価値」も高めやすい。
無料で学べるスクール感覚で働いて、給料をもらいつつ同時にスキルアップすればOKです。
新しい環境のための選択肢3選
満足度5
信頼度4.5
将来性5
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環境はいくらでも選べます。
転職先はこの世に腐るほどあるので、消耗する働き方を続けるくらいなら、ホワイトな環境を手に入れてみて下さい。
衰退業界で働くのはキツいですよね。
苦しみ続けるくらいなら、今すぐ行動することをお勧めします。