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これからのジョブホッパーとは?優秀な人ほど転職を繰り返す世の中へ【海外や外資型へ変化】

これからのジョブホッパーとは?優秀な人ほど転職を繰り返す世の中へ【海外や外資型へ変化】
悩み中の人
悩み中の人

最近よく聞くジョブホッパーってどんな意味? 転職を繰り返すのは、もう普通になるのかな。

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. ジョブホッパーとは?
  2. 昭和型雇用の限界
  3. これから進むジョブ型雇用

この記事を書いた人

ひろ(@hiro07blog

上場企業からベンチャー企業・ブラック企業で社畜まで経験してきた僕が、働き方を見直すコツをお伝えします。

転職を繰り返すジョブホッパー。
特に日本ではマイナスイメージを持たれることが多かったですね。

しかし現在は働き方も大きく変化しています。
転職がネガティブだった時代はもう終わりました。

ひろ
ひろ

この記事では日本と海外のジョブホッパーの違いと、これからの適切な働き方についてまとめました。

新しい働き方を見出す時です

「企業が求める人材像」が変わってきました。時代を見極めつつ、変わっていく世の中に対応した新しい働き方を見出す時が来ています。

転職自体はもう珍しくありません。
「転職の繰り返し」が、今後どうなのかですね。

働き方は今、大きく変わりつつあります。転職自体がどう見られるかよりも、転職により自分がどうなるか、が重要です。

この辺りを本記事でまとめました。
これからのジョブホッパーについて解説します。

ジョブホッパーの明確な定義とは?

どこからがジョブホッパー?

転職の回数が多い人、には間違いないです。
しかし何年以内に転職している人とか、転職回数が何回以上だったらとか、明確な線引は実はありません。

日本は転職回数が特に気にされがち。
転職回数が4~5回もあれば、人事からはジョブホッパーと見られるでしょう。

これが一般的なラインです。
今までの日本だとこれぐらいの感覚ですね。

日本と海外で全く異なる認識

これが海外だと認識が全く異なります。
欧米での一生涯の転職回数は4,5回どころじゃありません。

例えばアメリカですが、米国労働統計局によると平均勤続年数は約4年。生涯の転職回数はなんと!約10回にもなります。

海外の平均勤続年数

  • アメリカ:約4年
  • イギリス:約5年
  • 中国:約2年

そもそも終身雇用が前提じゃないですからね。
海外ではむしろ「転職が当たり前」

初めての仕事を英語では「First Job」と言って、最初から転職が前提とされています。生涯で10以上の仕事に就くことも珍しくありません。

転職によりスキルを高める。
欧米ではこの考え方が浸透しているからです。

日本ではこれまでジョブホッパーが敬遠されてきた理由

終身雇用が根強かったから

1番の理由はやはり終身雇用ですね。
日本では長らく終身雇用が前提とされてきました。これが最も大きな原因です。

日本だと就職ではなくて「就社」
まさに結婚関係のような間柄です。会社と社員は、一蓮托生の雇用関係でした。

だからできるだけ「離婚回数が少ない人」や、できるだけ「浮気しなさそうな人」の方が、採用担当から好まれてきたんですね。

しかし時代は変わります

これまでの日本だとイメージが悪いですよね。
だって今まで終身雇用が前提だったのに、すぐ別の会社に移る人は敬遠されて当然かもしれません。

だけど全て「今までは」の話。
なぜなら、終身雇用はもう確実に崩壊(終了)するからです。

終身雇用の維持はもう難しいと、経営側から声が上がり始めています。トヨタ社長と経団連会長のあの発言はまだ記憶に新しいですよね。

悩み中の人
悩み中の人

経済界のWトップから本音が飛び出した例のヤツか。働かないのに、給料高いオジさんとか多いからなぁ。

ひろ
ひろ

その構造がもう無理なんです。
会社と結婚したくても、もうできません。

ジョブホッパーが当たり前になってくる時代背景とは

終身雇用の崩壊

これまでは終身雇用が大前提。
しかし今度は、会社の方から「NO」が出始めました。

終身雇用は、経済発展とセットで成立します。
それはまさに昭和の時代のことでした。

昭和型雇用の限界と終わり

従来の日本型経営は、戦後の復興とか、高度経済成長期に適していました。働く人より支えられる人が多い今の日本に、終身雇用はミスマッチすぎです。

若い人の低い給料とオジさん世代の高い給料。
その支える若い人が、すごく少ないですよね。

若い世代の低い給料によって成り立っていた終身雇用や年功序列。その若い世代が少ない人口構造の日本で、終身雇用はもう維持できないんです。

早期退職募集を始めた大企業

そこで企業も動き始めました。
生産性の低い人材は、会社から去ってくれ、という動きです。

日本を代表する企業が、次々と「早期退職者」を募集しています。募集対象者は、主に45歳以上の社員、またはシニア社員です。

早期退職の募集を始めた主な企業

  • 中外製薬
  • エーザイ
  • 鳥居薬品
  • アステラス製薬
  • ファイザー
  • 東芝
  • NEC
  • 日本ハム
  • 日産自動車
  • カシオ
  • コカコーラ
  • 富士通
  • 日立製作所

かなり数が多いですよね。
これでも実はまだ一部ですよ。

会社はもう、生産性が低いのに高給取りの人達を、雇い続ける余裕が無いんです。

これから進むジョブ型雇用

早期退職募集は大きな布石。
これから先の雇用が、大きく変わるという合図です。

日本のこれまでの雇用形態はメンバーシップ型。これからは、欧米のようなジョブ型雇用というスタイルへ切り替わります。

従来のメンバーシップ型

  • 年功序列
  • 新卒一括採用
  • 人に仕事を割り当てる
  • 総合職型(職種や勤務地が変わる)
  • 職能給(年齢や勤続年数に基づく)

これだから生産性が低かったんです。
生産性は、アメリカの約半分しかありません。

これから進むジョブ型

  • 年齢よりスキル
  • 中途採用
  • 仕事に人を割り当てる
  • 勤務地や勤務時間にとらわれない
  • 職務給(業務に対する対価)

これからはジョブ型が主流です。
これまでと真逆ですね。

日立製作所や富士通、KDDIなどは早くもジョブ型への移行を始めました。しっかりスキルを発揮してもらった方が、生産性が高まることを、企業側も気づき始めています。

ある意味チャンスなんです。
年齢に関わらず、スキルがあれば大きく稼げるってことですから。

悩み中の人
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つまり・・。終身雇用は終わって、会社はスキルや生産性重視の雇用に切り替え始めるってこと??

ひろ
ひろ

そういうことですね。転職回数とか忠誠心とかより、何よりも本人のスキルが最重要視されるってことですね。

ジョブホッパーとして専門性と汎用性のスキルを高めれば「勝ち確定」です

ジョブホッパーとして身に付けるべきスキル

では変わる世の中で何をするべきか?
これからのビジネスマンは、どうすれば生き残れるんでしょうか。

その答えはズバリたった1つ。
それは「市場価値を高めるスキルを磨く」こと。専門性と汎用性の高いスキルが、自分の市場価値を高めます。

専門性と汎用性。
この2つの掛け算が重要です。

市場価値を高める3つのスキル

  1. テクニカルスキル
    業務遂行能力:実務そのものに関するスキルや知識、技術熟練度
  2. ヒューマンスキル
    対人関係能力:他者や周囲との円滑な関係を構築・維持する能力
  3. コンセプチュアルスキル
    概念化能力:本質を捉え個人や組織の可能性を最大限に高める能力

これはカッツの3能力として有名なスキルです。
汎用的なビジネスキルですね。

これプラス自分の専門スキルを高める。
スキルの掛け算が、自分の市場価値を高めます。

時代に求められる専門性を

スキルアップに「専門性」は欠かせません。しかしある意味では、専門性というのは諸刃の剣にもなります。

①今後も求められ続ける専門性
②他の仕事にも応用できる汎用性
このバランスが重要です。

なぜなら「その時代に求められる専門性」でなければ、ただのめずらしい特技でしかないからです。

専門性は時代に合っていること。
汎用性は応用や潰しが利くこと。
そうなると、やはり正解はITスキルなんですよ。

ジョブホッパー時代に「勝ち確定」な人とは?

当然ですがスキルが高い人は勝ちですよね。
年齢に関わらず、スキルがあれば大きく稼げます。

最も顕著なのは「ITエンジニア」
高スキル人材なら、年収1000万越えのような待遇も普通になります。

高スキルIT人材が強い

NEC、DeNA、サイバーエージェント、LINEなどなど、各社で「高スキルIT人材の争奪戦」がすでに開始済み。新卒で年収800万超えの条件提示もあるそうです。

新卒で親の年収を超える。
こんなことも普通に起こりそうな勢いですね。

さらにヘッドハンティングなども有り得ます。
優秀なIT系のジョブホッパーの年収は、まさに天井知らずです。

合理的なジョブホッパーが活躍する時代へ

本当の働き方改革が始まった

働き方は大きく変わります。
大企業から始まるこの流れは、瞬く間に日本に浸透していくでしょう。

「企業が求める人材像」が変わる。
つまり、スキルを磨かないとオワコンです。

ワークスタイルどころじゃありません。
社会システムそのものが変わります。

大転職時代がスタート

「就社」ではなく明確な「業務(ジョブ)」に就く時代が訪れる以上、何よりも知識・スキルが優先され、転職市場は確実に加速します。

会社への忠誠心はもう意味を持ちません。
会社とのつながりは薄くなります。知識・スキルが全てです。

悩み中の人
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これからは「高スキルIT人材のジョブホッパー」が活躍するのは間違いなさそうだね。

ひろ
ひろ

ジョブ型に最も合うのもIT系ですからね。IT人材の争奪戦が激しくなりそうです。

スキルしか勝たない時代になりました。
ジョブホッパーがマイナスイメージの時代はもう終わりです。勝つ人材目指してどんどんスキルを磨きましょう。

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こういった選択肢もアリだと思います。
スキルアップを図りつつ自分の専門性と希少性を高めていきましょう。

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HIRO(ひろ)

ブログ運営のノウハウを中心に多彩な情報を発信しています。ブラック企業を辞めた後、定時退社でコツコツと自分のブログを育てたら人生変わりました。当ブログが少しでもヒントになれば幸いです。

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