
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 仕事量が多い本当の原因
- 生産性が低い日本の働き方
- 効率的な働き方と本来あるべき姿
「自分だけ仕事が多すぎだろ・・」と感じている人は、社畜時代の僕のように、真面目に全てを引き受けすぎているのかもしれません。

働き方を見直して、脱社畜しました
社畜時代は毎日深夜まで残業でした。だけど、思い切って働き方と考え方を変えたら、脱社畜もできて、人生が驚くほど変わりました。会社の仕事をそこまで頑張る必要はゼロです。
基本的に、日本人は勤勉で真面目です。
しかし勤勉なだけに、自分が疲弊している原因に気づきにくい。本当に問題があるのは、実は「自分以外」だったりします。
「残って仕事してる人が偉い」みたいな空気の会社は、だいたい生産性が低くて、社員が疲弊しています。ビジネスが下手な会社や、業務管理できない上長と一緒に働くと、本当にしんどいです。
僕も毎日遅くまで仕事をしましたが・・。
当時は、完全に思考停止していましたね。
生き方を見直した今では、そこまでやるべきじゃなかったと、ハッキリ分かります。明らかに仕事量が多い時に見直すことと、その具体的な解決策について解説します。
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Contents
仕事量が多すぎる原因その1:組織に問題あり
原因は組織の仕事の進め方
まずは労働環境が決して悪くない場合から。
経営者も上司も決してブラックという感じではない。けど、自分の仕事の進み方は苦しいという場合。
なぜか自分の仕事量だけ多い場合は、柔和な環境に流されて、自分自身が「いい人」をやってしまっている可能性があります。
ブラックではない環境で、自分の業務量だけ異常に多くなる原因は、単純に自分が仕事を引き受けすぎです。適切な組織であれば、キャパオーバーの分は管理者により調整されるはずです。
それは組織や上司が未熟な証拠
健全な組織では、1人が仕事を抱え込むという状況は生まれません。原因として、仕事を管理する組織や上司が、まだ未成熟であるという可能性が考えられます。
先輩や上司の人柄と、仕事は全く別物です。
いくら人柄が良くても、部下の仕事を管理できていなければ意味がありません。
マネジメント不足は誰の責任?
組織は一般的にトップダウンで進みます。
これが良い悪いかの話ではなく、会社や組織の仕組み上の話で、上から下へ権限委譲されているからですね。
つまり組織やチームの業務管理責任は、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなど、上長の責任です。
一般社員の仕事が多すぎて、毎日遅くまで残業しないといけない。つまりこれは直属の上司やマネージャー職の「業務管理の責任と問題」です。
上司の責任まで感じなくていい
マネージャーが残業続きなら、さらにその上の責任で、最終的には経営者の経営責任ですね。人員配置や労働分配の権限がない「いち社員」が、経営責任など感じる必要すらないんです。
現場で混乱が起こったり、適切な労働分配ができていないのは、プロジェクトのリーダーやマネージャー職の力によるところがかなり大きいです。
いい人だと、上長の責任を追及できない
会社で「いい人」な人ほど、真面目に自分の責任だと感じています。自分ではコントロールしようがないことまで、過大に責任を感じる必要ゼロです。
真面目に自己反省しすぎると大損するので、必要以上に負い目を感じすぎないよう気を付けましょう。
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仕事量が多すぎる原因その2:環境が明らかに悪い
上司を選べないというリスク
会社員にとって1番のリスクとは何か?
それは「上司を選べない」ということです。
会社はいくらでも吟味して選べます。
でも上司だけは選ぶことができません。どんなに優秀な人も、ダメ上司なら本来の成果を上げることができないのです。
他人のせいにするというレベルの話ではなく、会社という仕組み上、直属の上司や先輩達の「質」は大きく影響してきます。
どんな上司かはもはや運次第
仕事ができて尊敬できる上司や先輩達ばかりではありません。会社には様々な人間がいます。会社員人生を半ば諦めかけているような上司、不満だらけで投げやりに仕事をしている先輩などなど・・。
ここに関してはもはや「運ゲー」です。
環境があまりに悪すぎるのであれば、運が悪かったんだと割り切って、働く場所を変えた方が早いですね。
ブラックには見切りをつけよう
もし運悪く、恵まれない環境だったら・・。
どれだけ優秀な人であっても、そこでどれだけ頑張ろうが、やはり良い成果はなかなか出にくいでしょう。
無能な上司の下で頑張ろうとするればするほど、自分が苦しくなります。運が無かったと諦めて、そんな環境は早めに見切りをつけるのがお勧めです。
ビジネスが下手な会社は苦しい
マネジメントやビジネスが下手な経営者や上司の下では、労働分配が適切に行われないので、業務量が過大になることがよくあります。これはもはや、自己責任というレベルじゃありません。
最初は上司が仕事できそうに見えるもの。
でも実は仕事ができない人って、意外と会社にはたくさんいるんですよね。
馬鹿と付き合ってはいけない
「バカとつき合うな」
という本をホリエモンが出版していますが、これは大げさでもなんでもなくて、まぎれもない事実ですね。
事実として、僕が脱社畜に成功したのも、環境に従うことをやめたからです。
馬鹿と付き合うと、自由が消えていきますよ。
他人は変わらない、変えられない
1番の得策は、そういった人達とは付き合わないこと。付き合わない、ができないならそこから逃げましょう。自己責任とかそういうことじゃなく、他人は変えられないし、他人は変わらないんです。
「長時間労働が成果につながる」と、考えているような無能上司に、生産性とか効率とかいくら訴えてもどうにもなりません。
そんな人達と関わってはいけない。
ということを1つ勉強したと思えば、また次に進み出すことがきっとできます。
そもそも仕事は定時退社が大原則
定時退社できない責任は、誰にある?
日本人は真面目で人が良いです。
合理的な考え方よりも、協調性や調和を重視してしまいがち。仕事が遅くなったり、残業が続いても、周りに合わせてしまうんですね。
かつて僕も深夜まで残業してたので分からなくはないですが、重要な事は視野を広げて、その異常性に早く気づくことです。
生産性でよく比較されるのがドイツです。ドイツでは、1日10時間を超える労働は法律で禁止。違反すると罰金。しかもその罰金は、管理職などの上長がポケットマネーで支払わなければなりません。
なぜドイツの生産性は高いのか?
そもそも基本的な仕組みが違うんですね。
真面目すぎる日本人
「お先に失礼します・・」と、お通夜に行くようなテンションで伝えないと帰れないのが日本。ドイツはそれと正反対で、「それは私の仕事ではない」と17時が来た瞬間に帰ります。
ドイツではみんなが毎日定時退社して、有給休暇も100%消化しているのに、生産性がなんと日本の1.5倍もあります。
これだけ責任の所在がハッキリしていているんです。本当に日本人くらいですよ、自分が悪いとか考えるのは。
定時で帰れない会社に未来はない
会社で8時間も仕事をしていれば十分。
それで終わらない業務をさせられている事の方が問題であり、その責任は上長にあるというのが自然な考え方。
秒速で帰宅しよう
サボってるとかじゃない限り、普通に8時間働いて、それでもまだ帰れないという状況の方がおかしいのです。逆に上司に責任追及しなければなりません。いつも定時退社が基本であり、大原則です。
これだけ働き方改革も進んでいます。
このご時世に、まだサビ残させるような会社なら、なかなかのオワコンですね。
仕事量が多い会社もあれば、毎日が定時退社の会社もあります
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現在の自分の働き方は、どちらでしょうか。
この左右のイラストを見た時、どちらが自分の働き方に当てはまっているでしょうか。
普通の会社ならば、必ず右の姿でないといけません。もし、現在の自分の姿が左に近いのならば、もはや環境が悪いですね。
現在たまたま運悪く、ゆるめのブラック企業とかで働いているのなら、もう割り切って環境を変えてしまうのが1番です。
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ホワイトやゆるホワイトに転職しましょう。
僕の場合は正社員を捨てて、契約社員に切り替えて、定時退社+自宅で副業に切り替えました。
こういった選択肢もアリだと思います。
転職先はこの世に腐るほどあるので、消耗する働き方を続けるくらいなら、ホワイトに転職を成功させてみて下さい。