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幸せとは?「幸せの正体」その答えは4つの条件を満たすこと【哲学ではない幸せの具体化】

幸せとは?「幸せの正体」その答えは4つの条件を満たすこと【哲学ではない幸せの具体化】

幸せって何だろう?? 色んなモノサシがあると思うけど、どうすれば本当に幸せになれるんだろうか。

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  1. 日本の幸福度が低い理由
  2. 幸せな成功者が持つ4つの条件
  3. 具体的な幸せの目指し方

この記事を書いた人

ひろ(@hiro07blog

上場企業からブラック企業まで経験してきた僕が、働き方・生き方を見直すコツをお伝えします。

今、日本の幸福度は下がっています。
世界幸福度ランキングでも、なぜか毎年60位前後。

「本当の幸せ」とは何か・・?
その答えは複雑です。でもそこをもっと深堀りして具体化すれば、幸せが何かも見えるはず。

この記事では「より具体的な幸せとは?」についてまとめました。気分や感覚だけじゃなく「具体的な幸せ」に踏み込みます。

幸せとは?を具体的に深堀り

現実として「仕事」や「人間関係」も、生きる以上は考えないといけません。曖昧な感覚ではなく、現実世界の中どうなれば幸せなのか、深堀りして具体化しました。

幸せって曖昧ですよね。
だからできる限り具体的にします。

曖昧な感覚だけじゃなく、幸せには欠かせない「生き方」や「お金」にまで踏み込んで幸せとは何かを本記事で深堀しりしました。

この辺りをまとめました。
具体的に幸せを目指しましょう。

幸せとは何か?日本が世界幸福度ランキングで上位じゃない理由

幸せ度が低い日本

まずは日本全体の幸福度を見てみます。
国連が毎年3月20日の「国際幸福デー」に合わせて発表している、世界幸福度ランキングというものをご存知でしょうか。

幸福度で常に上位の国もあります。
逆に常に下位の国もあります。その差は一体何なのか?

ランキングで上位の国の「働き方」や「生き方」を探っていくことで、人が感じる幸せの本質が見えてきます。

ぶっちゃけ日本は毎年良くないです。
2021年の日本の幸福度は世界156ヵ国中でなんと56位。豊かで安全な先進国なのに、幸福度は決して高いとは言えません。

そのランキングは何を基準にどうやって算出されているの?

主に下記6つの項目から、アンケート調査を中心に選出されています。

主なランキングの指標

1.一人当たりGDP
2.社会保障などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の選択の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度(政府の腐敗や社会的不安が蔓延まんえんしていないか)

2021世界幸福度ランキング
1位フィンランド
2位デンマーク
3位スイス
4位アイスランド
5位オランダ
6位ノルウェー
7位スウェーデン
8位ルクセンブルク
9位ニュージーランド
10位オーストリア
11位オーストラリア
12位イスラエル
13位ドイツ
14位カナダ
15位アイルランド
16位コスタリカ
17位イギリス
18位チェコ
19位アメリカ
20位ベルギー
21位フランス
22位バーレーン
23位マルタ
24位台湾
25位アラブ首長国連邦
26位サウジアラビア
27位スペイン
28位イタリア
29位スロベニア
30位ガテマラ
31位ウルグアイ
32位シンガポール
33位コソボ
34位スロバキア
35位ブラジル
36位メキシコ
37位ジャマイカ
38位リトアニア
39位キプロス
40位エストニア
41位パナマ
42位ウズベキスタン
43位チリ
44位ポーランド
45位カザフスタン
46位ルーマニア
47位クウェート
48位セルビア
49位エルサルバドル
50位モーリシャス
51位ラトビア
52位コロンビア
53位ハンガリー
54位タイ
55位ニカラグア
56位日本
57位アルゼンチン
58位ポルトガル
59位ホンジュラス
60位クロアチア
61位フィリピン
62位韓国
63位ペルー
64位ボスニア・ヘルツェゴビナ
65位モルドバ
66位エクアドル
67位キルギス
68位ギリシャ
69位ボリビア
70位モンゴル
71位パラグアイ
72位モンテネグロ
73位ドミニカ共和国
74位北キプロス・トルコ共和国
75位ベルラーシ
76位ロシア
77位香港
78位タジキスタン
79位ベトナム
80位リビア
81位マレーシア
82位インドネシア
83位コンゴ
84位中国
85位コートジボワール
86位アルメニア
87位ネパール
88位ブルガリア
89位モルディブ
90位アゼルバイジャン
91位カメルーン
92位セネガル
93位アルバニア
94位北マケドニア
95位ガーナ
96位ニジェール
97位トルクメニスタン
98位ガンビア
99位ベナン
100位ラオス
101位バングラデシュ
102位ギニア
103位南アフリカ
104位トルコ
105位パキスタン
106位モロッコ
107位ベネズエラ
108位ジョージア
109位アルジェリア
110位ウクライナ
111位イラク
112位ガボン
113位ブルキナファソ
114位カンボジア
115位モザンビーク
116位ナイジェリア
117位マリ
118位イラン
119位ウガンダ
120位リベリア
121位ケニア
122位チュニジア
123位レバノン
124位ナミビア
125位パレスチナ
126位ミャンマー
127位ヨルダン
128位チャド
129位スリランカ
130位エスワティニ
131位コモロ
132位エジプト
133位エチオピア
134位モーリタニア
135位マダガスカル
136位トーゴ
137位ザンビア
138位シエラレオネ
139位インド
140位ブルンジ
141位イエメン
142位タンザニア
143位ハイチ
144位マラウイ
145位レソト
146位ボツワナ
147位ルワンダ
148位ジンバブエ
149位アフガニスタン
World Happiness Report 2021年は過去3年間(2018年~2020年)の平均値でランキング

上位には北欧諸国が目立ちます。
その理由として社会保障の充実度、社会環境の良さ、政府など社会に対する信用度の高さなどがあるようです。

なぜ日本は幸せな国との差が大きいのか?
人の幸せとは何か?がそこから見えてきました。

幸福度が高い国の特徴

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか (ポプラ新書)

フィンランドの特徴

  • 1人あたりGDPが日本の1.25倍
  • 世界で2番目に格差が少ない
  • 残業はほとんどなし
  • 夏休みは1か月
  • 父親の8割が育休を取る

素晴らしい特徴ですよね。
本当の幸せに対する理解度が高そうです。

さすがワークライフバランス世界1位
つまりフィンランドのような「生き方」「働き方」であれば、人は幸福を感じやすいということです。

そのフィンランドから比べると・・
私たち日本の現状はどうでしょうか。

幸福度を下げる日本の働き方

なぜ日本は順位が低いのでしょう。
やはりまず「働き方」や「時間の使い方」で、全体的な満足度が下がっていることが予想されます。

欧米では有給休暇をしっかり取得し、慈善活動やボランティアを行う人も多いです。しかし日本の働き方には、そんな余裕などまずありません。

日本人は働きすぎですね。
特に有休取得は世界で断トツ最下位です。

日本は世界最低の有休取得率
  • 2009年 世界最下位(取得率53%)
  • 2010年 世界最下位(取得率56%)
  • 2011年 世界最下位(取得率45%)
  • 2012年 世界最下位(取得率38%)
  • 2013年 世界最下位(取得率39%)
  • 2014年 下から2位(取得率50%)
  • 2015年 下から2位(取得率60%)
  • 2016年 世界最下位(取得率50%)
  • 2017年 世界最下位(取得率50%)
  • 2018年 世界最下位(取得率50%)
  • 2019年 世界最下位(取得率50%)

これはさすがに酷い。
僕も社畜時代は使ったことがないですけど・・。

自分にも、家族にも使える時間が少ない。
これじゃ幸福度が上がらないはずです。

自由度が低い日本

ランキングで日本の評価が低い項目は「選択の自由度」と「他者に対する寛容度」でした。自由度の低さ、他者に対する余裕が足りないことが問題です。

ある意味日本らしいですが。
ランキング上位の国は、こんな息苦しさが少ないようですね。

つまりまとめると、幸せには「生き方」「働き方」「自由さ」が大きく影響しているってことか。

そうみたいですね。ではさらに堀り下げて「自由で幸せな人」がどんな人か、特徴を見てみましょう。

本当の幸せとは「自由で幸せな成功者」が知っている

本当の幸せとは?

日本の順位が低い理由は分かりました。
お金と時間の余裕が大切なことも分かりました。

お金と時間に余裕がある人。
と言えば、成功している人です。成功者なら幸せが何か、もっと明確に答えられるはず。そう思って調べると・・

幸せ=バランスの良さ
数々の成功者がそう語っています。

実際に豊かな富を持っている大富豪たちも、口を酸っぱくしてこういうのです。「お金だけでは人は幸せにはなれないんだよ。大切なのはお金と時間と健康と人間関係のおける自由を、バランスよく保つこと」

トニー野中(著)
世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたことより

幸せを決める4つの自由

  1. 経済の自由
  2. 時間の自由
  3. 健康の自由
  4. 人間関係の自由

幸せを決めるはこの「4つの自由」でした。
4つのうちどれかが欠けている、もしくは1つだけが突出しすぎても、幸せのバランスは崩れるようです。

お金、時間、健康、人間関係の4つ。
この4つをバランスよく持てば、人は最も「幸せ」を感じる。これで間違いなさそうです。

幸せとは4つのバランス

要はバランスなんですよね。
このバランスをどう伸ばすかにかかっています。

STEP
経済の自由

大金持ちになる必要なし。
むしろ小金持ちくらいの方がバランスよさげです。

STEP
時間の自由

「心を亡くす」と書いて忙しい。
幸せな自由人ほどヒマなんですね。

STEP
健康の自由

働きすぎて体を壊す人もいます。
運動や健康維持は欠かせません。

STEP
人間関係の自由

恋人や家族や自分の味方となる人。
感謝すること、されることも人間関係の自由からです。

「小金持ち」くらいを目指しつつ、のんびりした時間を過ごすのが理想的な感じするなあ。

そこまでは頑張って、後はのんびり過ごすと人間関係や健康に悩まなくてすみそうですね。

かなり具体的になりました。
この4つのバランスが「幸せの正体」ですね。

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幸せとは何か?が分かれば、幸せに向かって頑張れる

お金「だけ」はNG

現実として、お金も必要です。
幸せを目指すうえで無視はできません。

だけどお金が多い=幸せではありません。お金が少ない人生でも、幸せにはなれます。要はバランスですからね。

人の人生は4種類です。
必ずこの4つのどれかに当てはまります。

人生は4パターン
  1. ◎好きなことでお金がある人生
  2. 〇好きなことでお金がない人生
  3. ▲嫌いなことでお金がある人生
  4. ×嫌いなことでお金がない人生

この4つのどれか。
もちろん◎なら最高です。

▲の人生ですが、例えばブラック企業でそこそこの年収でも、社畜として働くのは全く幸福じゃありません。少なくとも僕はそうでした。

◎か〇の人生がベスト。
▲や×だと、健康状態や人間関係が最悪です。

幸せのために嫌いなことを捨てよう

嫌いなことを続けるのは不幸です。
4つの自由が減るだけなので、早めに捨てましょう。

嫌なことからは素直に逃げましょう。
嫌いなことは、克服しようとしない方がいいです。

例えば僕は営業が嫌いだったし、煩わしい人間関係が大嫌いでした。だから思い切って嫌いな事を全部捨てたんです。するとどうなったか・・。

思い切って捨てた嫌いなこと
  • 営業が嫌い
  • ムダな会議が嫌い
  • 自分で決められないのが嫌い
  • 煩わしい人間関係が嫌い
その結果増えた4つの自由
  • 好きなことで収入が増えた
  • 自分の時間が圧倒的に増えた
  • 精神的にも健康になった
  • 好きな人達とだけ会っている

これは僕の例ですけどね。
4つの自由が確実に増えました。

嫌いなことを克服しようとすればするほど「幸せを決める4つの自由」から遠ざかります。迷わず捨てましょう。

捨てるのは徐々にでもOK。
4つの自由を増やすためです。

より具体的に幸せを掴む方法

本記事ではできるだけ「幸せ」を具体化しました。
さらにもう1段階、より具体化する方法があります。

それが「人生の100のリスト」です。
これでとことん具体化できます。

今現在の年齢は関係ありません。
死ぬまでに叶えたい、自分の願望をすべてリスト化しましょう。

「人生のリストを書くことは、自分のやりたいことを明確にすることだった。 ぼくはこれから一体、どんな人生を歩んでいけばいいのだろう。 このことについてかなり真剣に考えた。そしてその結果、100の項目からなる「人生のリスト」というものを作成した。自分の将来を決定づけるようなリストだった。これを作ったおかげで、今のぼくがこうしてここにいると言っても過言ではない」

ロバート・ハリス著
人生の100のリスト (講談社+α文庫)」より

夢のままで終わるのは寂しいですよね。
夢を現実にして「本気で幸せになる」なら、全てリスト化して、達成する日付まで決めてしまうことです。

叶えたいことのリスト化。
これはアプリ管理がお勧めですよ。

この辺りが良いと思います。
使いやすいのを試してみて下さい。

幸せとは「叶える」こと

僕が使ってるのはMY BUCKET LIST 100
iPhoneならこれが良いと思います。

「世界一周旅行する」「持病を克服する」「〇歳までに結婚する」どんな望みも、4つの自由のどれかに含まれるはずです。

幸せを決める4つの自由

  1. 経済の自由
  2. 時間の自由
  3. 健康の自由
  4. 人間関係の自由

4つの自由を増やせば幸せが増えます。
バランスよく増やして、確実な幸せを掴んでいきましょうね。

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HIRO(ひろ)

ブログ月収最高90万超、ブログで脱社畜した5年目ブロガー。ブログ運営のノウハウを中心に多彩な情報を発信しています。ブラック企業を辞めた後、定時退社でコツコツと自分のブログを育てたら人生変わりました。当ブログが少しでもヒントになれば幸いです。

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